No.1318 特別企画にて「特別の教科 道徳(仮称)で道徳はどう変わる?」を掲載!
特別企画 「特別の教科 道徳」(仮称)で道徳はどう変わる?
道徳の教科化に向けて審議を進めてきた中央教育審議会が10月21日、「道徳に係る教育課程の改善等について」(答申)をまとめ、下村博文・文部科学大臣に提出。小学校・中学校の道徳の時間を「特別の教科 道徳」(仮称)へ位置付けること、検定教科書の導入とともに評価改善の考え方や方向性を示しました。
今週の「特別企画」にて、答申内容をもとに、今後の動向が注目される道徳教育の改善・充実のポイントを解説します。
解説・ニュースの焦点【1】
「高校基礎学力」「大学入学希望者学力評価」の英語は外部試験も
週刊教育資料編集部
大学入試改革について議論を進める中央教育審議会の高大接続特別部会。10月24日、現行の大学入試センター試験を廃止し、新テスト「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」を新たに導入するとした答申案を示しました。英語などについては、TOEFLなどの民間の資格・検定試験を活用する見通し。
今週の「解説・ニュースの焦点」で、審議の内容を詳しくお伝えします。
解説・ニュースの焦点【2】
「私たちの道徳」小学校99%、中学校98%が使用
週刊教育資料編集部
道徳の教育用教材「心のノート」が全面改訂されて完成した「私たちの道徳」。10月21日、文部科学省により配布された「私たちの道徳」の活用状況調査結果で、道徳の時間での使用は、小学校で99・5%、中学校で98・4%に上ることがわかりました。
今週の「解説・ニュースの焦点」で、「私たちの道徳」活用状況の具体的な数値、効果的に活用するための取り組み、教育委員会における活用推進についてお伝えします。
通信・議会質疑
話題の質問ダイジェスト -地方議会での論争から-
学力向上施策
全国学力テストで毎年上位の成績を収め注目される秋田県・福井県の教育施策。全国各地で、秋田県・福井県への視察、ICT活用などによる指導内容・方法の改善など、さまざまな学力向上施策が検討されているようです。
今週の「通信・議会質疑」では、学力向上施策に関する質問に対する各地の教育長の回答をお届けします。
変わる教育委員会
「授業名人」を目指せ!
山本修司・東京都小金井市教育委員会教育長
教育実践書をまともに読まない若手教員の勉強不足とその授業力に危機感を抱いたという小金井市教育委員会の山本修司教育長。改善策として「私の教育力を向上させた100冊の本」と名付けた小冊子をインターネットで配信しました。教育委員会からのメッセージとして、小金井市に「授業名人」を増やしたい気持ちを受け取って欲しいと言います。
今週の「変わる教育委員会」では、山本教育長に授業力向上に関する取り組みや授業名人を目指すために有効な方法を紹介してもらいます。
資料
平成25年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」(概要)
文部科学省は10月16日、児童生徒の暴力行為やいじめ、出席停止、不登校、高校中途退学、自殺、教育相談などの状況をまとめた、平成25年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」の結果を公表。今回の調査から、高等学校通信課程を調査対象に加えています。
今週の巻末「資料」にて、調査結果の概要を掲載します。