No.1307 特別企画にて「土曜日に充実した学習機会を」を掲載!
特別企画 土曜日に充実した学習機会を
– 文部科学省推進事業に24地域 –
子どもたちに土曜日における充実した学習機会を提供するための「土曜授業推進事業」。授業を土曜日に実施する利点を生かした外部人材の活用や、効果的な指導方法、モデルカリキュラムの開発などを行います。今年度からのスタートにあたり、文部科学省は7月22日、実施校155校を発表しました。
今後も広がっていくことが予想される、質の高い土曜授業を教育課程の一環として実施しようとする動き。今週の「特別企画」で、土曜授業の現状や詳細な内容、全国24実施地域における特色ある取り組みなどをお伝えします。
教育の危機管理
つなげる研究、つながる実践 「体罰防止法」で考えたいこと
安藤博・子ども法学者
大阪市立桜宮高校での体罰事件以来、現在においても体罰に関する報道が後を絶ちません。
「もしも、体罰の防止に関する法律が作られるとしたら」
今週の「教育の危機管理」では、安藤博氏が本連載にて取り上げてきた「懲戒と体罰」のテーマに関する1つのまとめとして「体罰防止法」を取り上げます。作成にあたる論点、求められる内容とその捉え方に置いて大切な点とは。安藤氏が学生に聞いた、「体罰防止法」に入れてほしい内容も合わせてお届けします。
管理職必携 安心安全の新常識
高校生のスマホ利用とネット依存傾向で調査
スマホ利用者はネット依存が高い傾向に
総務省の情報通信政策研究所が7月18日、「高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査」の結果を公表しました。
スマートフォン・アプリの利用状況や利用環境と、ネット依存傾向の関係を分析し、ネット依存に陥りやすい状態を明らかにすることが目的の当調査。「管理職必携 安心安全の新常識」で今週から3回にわたり、調査結果の主なポイントを紹介していきます。
通信・議会質疑
英語教育
世界に通用するグローバル人材の育成に向けて盛り上がりを見せる英語教育に関する議論。今週の「通信・議会質疑」は、今話題となっている「英語教育」を取り上げ、以下の質問に対する各地の教育長の回答をお届けします。
- 中学校と高校での英語におけるコミュニケーション能力育成の現状は(青森県議会)
- 教員が実践的な英語力を身に付けるために必要な海外研修をどう進めているか(東京都議会)
- 英語教育の充実について、教育委員会としてどう取り組むか(熊本市議会)
教頭実務ガイダンス
「教職員のメンタルヘルス」
米満裕・千葉県習志野市立谷津小学校校長
文部科学省が「教職員のメンタルヘルス対策検討会議」を設置するなど、今や深刻な問題となっている教員のメンタルヘルス対策。精神疾患は若手だけでなく、ベテランの教職員がかかるケースも増えており、誰の身にでも起こりうる可能性があります。
今週の「教頭実務ガイダンス」では、千葉県習志野市立谷津小学校校長の米満裕氏が、精神疾患の予防から回復・復帰まで、段階別に教頭の仕事の役割や対応ポイントを提案します。
「本人の心が弱いだけ」「やる気と根性で克服できる」
重要な教育課題であるメンタルヘルスについて、このような理解や捉え方をしていませんか?
資料 小・中・高等学校を通じた英語教育の目標等の方向性 [検討のための資料]
英語教育の在り方に関する有識者会議の第6回会合が7月16日に開かれ、「小・中・高等学校を通じた英語教育の目標等の方向性[検討のための資料]」が事務局から提出されました。今週の巻末「資料」では、検討のための論点を提示した同資料の全文を掲載します。