No.1306 校長講話にて「保護者対応の基本と本質的な命題」(西林幸三郎)を掲載!

週刊教育資料 2014年7月28日号

校長講話

保護者対応の基本と絶対に外れることのない本質的な命題

西林幸三郎・大阪芸術大学初等芸術教育学科教授

ひところ教育界を席巻した自己中心的かつ理不尽な要求を学校などに対し行う「モンスターペアレント」。現在でも保護者からのクレームや苦情の対応に悩む先生は少なくないのではないでしょうか。

今週の「校長講話」では、元小学校長でもある西林幸三郎・大阪芸術大学初等芸術教育学科教授が保護者対応の基本を解説します。「保護者をモンスターと言わないで」、「クレームをいちゃもんと表現しないで」。保護者と分かり合える関係づくりを大切にすべきだと主張する西林教授。

現場での保護者対応の事例やクレームを言ってきた保護者と話し合う際の心構えなど苦情対処の参考になる内容満載でお届けします。


若手を伸ばせ! ミドルリーダー力アップ

若者と信頼関係をつくる「三つの行動」

伊庭正康・(株)らしさラボ代表取締役

「若者や部下が一体何を考えているのかわからない」

「良かれと思ってやったことが部下に伝わらない」

若手教員や部下の指導にあたり、このような悩みを持ったことはありませんか。

しかし、若手の気持ちが理解できないことと同様、若者も上司が何を考えているのかがわからないのかもしれません。

今週の「若手を伸ばせ! ミドルリーダー力アップ」では、若手への指導や育成において重要である「信頼関係」をつくるコツを伊庭正康氏に伺います。人と人との関係は警戒から始まることを前提とした上で、警戒を信頼に変える「三つの行動」について詳しく解説します。


高校現場最前線

日本一面倒見のよいグローバル高校を目指して

新潟県立国際情報高等学校

「進取の精神と豊かな人間性を身につけ、国際化・情報化社会で活躍できる心身ともに健康な人間の育成」を教育目標とする新潟県立国際情報高等学校。今年度、文部科学省からスーパーグローバルハイスクール・アソシエイト校に指定されました。

日本一面倒見のよいグローバル高校を目指し、「分かるまで教える」が学校の基本姿勢。ホームステイによる海外研修や海外大学進学コースを新設するなど、生徒の希望に対応できる環境が整えられています。

今週の「高校現場最前線」では、同校の専門学科の特色や授業展開などに加え、地元での交流を積極的に行う「グローカル」な活動について詳しくお伝えします。


教育問題法律相談

結露による転倒と学校側の責任

佐藤香代・弁護士

廊下の結露による転倒で腕を骨折した事例と学校側の責任について、弁護士の佐藤香代氏が解説します。

子どもたちの多様な行動によって想定外の事故やトラブルが学校内で起こってしまったことはないでしょうか?

学校施設が有するべき安全性の法的な考え方から、実際に中学校で発生した転倒負傷事故の判例までを詳しく解説します。


資料 「東京都いじめ防止対策推進条例」、「東京都いじめ防止対策推進基本方針」及び「東京都教育委員会いじめ総合対策」(概要)

東京都教育庁は「東京都いじめ防止対策推進条例」が制定されたことを受けて、7月10日、東京都いじめ防止対策推進基本方針及び東京都教育委員会いじめ総合対策を策定しました。

今週の巻末「資料」では、関連資料を掲載します。

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