No.1413 マイオピニオンに東海大学特任教授の滝川洋二氏が登場!
マイオピニオン 滝川洋二氏(東海大学特任教授)
日本の未来への投資
教育の根幹の1つである教育予算。それを決めるための「文教・科学技術関係資料」(財務省主計局)というものがあります。滝川さんは、この財務省が公開している資料に数年前から注目しており、問題点を指摘しています。この資料が示すデータには、どのような問題点があるのでしょうか。
今回の「マイオピニオン」のコーナーでは、「世界一受けたい授業」等のTV番組にも出演している東海大学特任教授・NPO法人理科カリキュラムを考える会理事長の滝川洋二さんに、日本の教育予算決めるための「文教・科学技術関係資料」について語っていただきます。
「潮流」 吉田修氏(NPO法人キャリア権推進ネットワーク)に聞く
「キャリア権」をご存知でしょうか。キャリア権とは“働く人々が意欲と能力に応じて希望する仕事を選択し、職業生活を通じて幸福を追求する権利”のこと。NPO法人キャリア権推進ネットワークは、この「キャリア権」の理念の啓発・普及を目的に設立されました。主な活動内容は、後援・広報、キャリア教育・支援、書物・教材執筆、情報交換・ネットワーク構築事業など。吉田さんは、企業側の個人のキャリア形成に対する配慮義務は高まる傾向にあると話しており、「キャリア権」の考え方の啓発・普及とともに、法制化なども視野に入れているそうです。
今週のインタビュー「潮流」では、NPO法人キャリア権推進ネットワーク広報・事業部長の吉田修さんに、同法人の活動内容や学校でのキャリア教育などについて詳しく伺います。
解説・ニュースの焦点
小・中ともに数学・理科の平均点上昇 TIMSS2015
11月29日、国際教育到達度評価学会(IEA)が行った国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2015)の結果が公表。日本は、小学校、中学校の算数(数学)、理科ともに前回調査より平均点が上昇。ちなみに、日本の国際的な順位は、小学校の算数が5位(前回5位)、理科が3位(同4位)、中学校の数学が5位(同5位)、理科が2位(同4位)。国際的な順位も引き続き、キープしています。
新設学校施設の約7割が木材使用
11月29日、文部科学省は公立学校施設における木材の利用状況(平成27年度)の調査結果を公表。本調査によると、平成27年度に新しく建てられた学校施設1076棟中、木材を使用している施設は760棟。そのうち木造施設が186棟、内装木質化が574棟。
資料
高大接続改革の進捗状況について(概要)
11月21日、中央教育審議会の教育課程部会が開かれました。同部会にて、高大接続改革の進捗状況に関する資料が配布。同資料の概要を掲載します。