No.1399 「潮流」にさいたま映像ボランティアの会の田中一成氏が登場!


「潮流」 田中一成氏(さいたま映像ボランティアの会理事長)に聞く

埼玉独自の映像文化の創出、映像関連人材の育成という目標の実現のため、2011年に設立されたさいたま映像ボランティアの会。翌年には、埼玉県から特定非営利活動法人として認証されました。2003年に、埼玉県川口市に世界初の映像拠点として「SKIPシティ」がオープンし、同会はこのSKIPシティの映像ミュージアムでミュージアムガイドとして案内や解説をしたり、同施設で行われてきた小学5年生、中学2年生のための「映像制作学習」を支援するインストラクターとして活動をしたりしています。“12年間で延べ5万人が参加した「映像制作学習」プログラムの成果を広く全国にアピールしたい”と同会理事長の田中さんは話します。
今週のインタビュー「潮流」では、特定非営利活動法人さいたま映像ボランティアの会理事長の田中さんに、同会の活動内容や目的、「映像制作学習」の成果などについて詳しく伺います。


教育の危機管理

食品ロス削減と食育の理念

20年前、公立中学校において、給食を食べる前に『合掌』の号令をかける習慣について、生徒の父母が憲法と教育基本法違反として中止を求めるという学校給食をめぐる“事件”は、多くの人に衝撃を与えました。
国連食糧農業機関(FAO)が昨年発表した報告書によると、世界では現在約8億人が飢餓状態にあり、1日に約4万人が餓死していると言われています。そのような中、喫緊の課題となっているのが食品ロスの削減。日本ではなんと年間約642万トン、1日約2万トンもの食品が捨てられている計算になるそうです。今週の「教育の危機管理」のコーナーでは、この“事件”について、「感謝の念」など食育の観点を踏まえて、上越教育大学副学長の廣瀨裕一先生に、改めて考察してもらいます。


変わる教育委員会

武蔵村山市の教育改革

都内で唯一、JET方式ALT採用している武蔵村山市。同市では、ALTを各中学校に配置して20年経ちます。授業以外でも給食や部活動、小学校英語活動等にも関わらせているそうです。“英語学習は、座学も大事だが教室で習った英語を使う場面をいかに増やすかが肝要だ”と同市教育委員会の持田浩志教育長は話します。例えば、九小では、地域の特産物「お茶」を通してアメリカンスクールとの交流を試み、日米の児童が一緒に茶畑に入り、茶葉摘み・手もみ製茶の体験活動を行いました。
今週の「変わる教育委員会」では、体験型英語学習に力を入れている同市の活動について、持田浩志先生に詳しく伺います。


特別資料

オリンピック・パラリンピック教育の推進に向けて(最終報告)

文部科学省の「オリンピック・パラリンピック教育に関する有識者会議」は7月21日に最終報告をまとめました。同報告のうち、「3.各機関におけるオリンピック・パラリンピック教育の推進のための方策」の「(1)初等中等教育」の一部を掲載します。

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