No.1333 特別企画にて「科学の面白さを実感して考える」を掲載!

週刊教育資料 2015年3月2日号

特別企画 科学の面白さを実感して考える

子どもたちに理科や科学の面白さを具体的な体験を通して実感してもらい、考える力を育てようと、都内で2つのNPO法人がイベントを企画しました。イベントでは、小・中学生とその保護者らを対象とした科学実験などが行われ、アクティブラーニングなど、これからの学習の在り方への提案も。

今週の「特別企画」にて、NPO法人こども科学教育振興協会とNPO法人体験型科学教育研究所によって企画された、科学体験や体験授業のイベントの模様をお届けします。


潮流 2020年パラリンピックで活躍する選手を育てる

中森邦男・公益財団法人日本障がい者スポーツ協会強化部長

身体障がい者スポーツの普及・振興を図る組織として、昭和40年に設立された公益財団法人日本障がい者スポーツ協会。同協会の中森邦男強化部長は、2020年に開催が予定されるパラリンピックに向けて、今から学校現場で障がい者スポーツを体験できる場が必要であると指摘します。

今週のインタビュー「潮流」で、中森氏に障がい者スポーツをめぐる国の動きや現状の課題、学校現場の先生に期待することなどを伺います。


特別資料

日本ユネスコ国内委員会教育小委員会配布資料

2月13日、日本ユネスコ国内委員会の教育小委員会が開催。ESDユネスコ世界会議の報告と今後のESDの推進方策について審議が行われました。

今週は「特別資料」として、同会議で配布された資料のうち、「ESDのさらなる推進に向けた取組(検討項目案)」と「ESDに関するグローバル・アクション・プログラム」を掲載します。


通信・議会質疑 話題の質問ダイジェスト

防災教育

今週の「通信・議会質疑」のテーマは、防災教育について。防災教育に関する質問に対する各地の教育長の回答をお届けします。

  • 子どもの防災教育を高めるため、実践に基づいた防災教育ツールや教職員の意識を高めるための触発が必要ではないか(横浜市議会)
  • 道立学校の統廃合による校舎等について、災害備蓄倉庫など防災施設としての活用も検討すべきではないか(北海道議会)

※ その他、東京都議会と石川県議会の質問とその回答を掲載


変わる教育委員会 子育て支援日本一目指す

村山一行・徳島県石井町教育委員会教育長

「子育て支援日本一」を掲げ、「知・徳・体の調和のとれた心豊かな児童生徒の育成」に努める徳島県石井町。幼稚園児や児童が、英語で積極的にコミュニケーションを図る態度を育成する「いしい英語大好き事業」など、ユニークな取り組みが行われています。

連載「変わる教育委員会」で数週に渡り、石井町教育委員会の村山一行教育長に、英語教育、土曜授業、いじめ・体罰防止条例、オープンスクールなどの特色ある施策を紹介してもらいます。


教育問題法律相談 学校での事故 保護者への報告義務

三坂彰彦・弁護士

子どもが学校での部活動や体育の授業で、怪我をする事故が発生することは少なくありません。学校側は、必ずしも重大な事故とは言えない場合でも、保護者へ報告を行う義務があるのでしょうか。

今週の「教育問題法律相談」で、弁護士の三坂彰彦氏にサッカーの試合で起きた事故を例に、その判例も踏まえて解説してもらいます。

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