No.1396 教育の危機管理で「問題解決につながらない対応」を掲載!
潮流 須永祐慈氏(NPO法人ストップいじめ!ナビ 副代表理事・事務局長)に聞く㊦
先週に引き続きインタビュー「潮流」には、「NPO法人ストップいじめ!ナビ」の須永祐慈副代表理事が登場。いじめの実態をつかむための正確な調査や、いじめの実態などの情報を共有することが大切だと語る須永さん。いじめの調査方法の工夫、学校現場でのいじめ対策など詳しく伺います。
解説・ニュースの焦点
金融リテラシー調査 金融広報中央委員会
このほど、「金融リテラシー調査」を公表した金融広報中央委員会。その調査によると、18歳以上の個人で、「金融知識に自信がある」と答えたのは、日本が13%だったのに対し、米国は73%という結果が出ました。また、正誤問題についても、日本は、米国、ドイツ、英国よりも、正答率が低い傾向があることがわかりました。今週の「解説・ニュースの焦点」では、日本における金融教育を踏まえ、今回の調査結果について詳しく解説します。
校長講話
アクティブ・ラーニングと修学旅行
岩瀨正司 全国修学旅行研究協会理事長
来年度の春に発表される学習指導要領の中で、大変注目が集まっているアクティブ・ラーニング。現在、全国修学旅行研究協会で理事長を務める岩瀨正司先生は依頼された挨拶や講演で、「アクティブ・ラーニングに触れてください」という要望が必ず出てくるようになったと話します。
今週の「校長講話」のコーナーでは、アクティブ・ラーニングとしての修学旅行、修学旅行を誘致する側の心構えに関する講話原稿例を岩瀨先生に紹介してもらいます。
教育の危機管理
学校の問題解決につながらない対応
日々、様々な問題が起こる教育現場。その問題に対し、不適切な解決方法がとられている場合も少なくありません。多くの子どもや教員がいる学校で問題が起こるのは致し方ないが、問題が解決しないことが問題だと話す立正大学社会福祉学部の石橋昌男特任准教授。今週の「教育の危機管理」では、学校における不適切な問題解決の方法について石橋先生に詳しく解説してもらいます。
若手を伸ばせ!ミドルリーダー力アップ
ゆとり世代への指導に悩むリーダー
現在、多くの民間企業が注目している教育指導者向け研修。その背景には、ゆとり世代への教育がうまくいっていないという問題があります。
今週の「若手を伸ばせ!ミドルリーダー力アップ」では、株式会社らしさラボ代表取締役の伊庭正康さんに、ゆとり世代への教育担当を任されたときの指導ポイントを紹介してもらいます。
教頭実務ガイダンス
信頼される学校づくりとは
日々様々な要望が寄せられる学校現場。千葉県流山市流山小学校校長の田根洋先生は、教頭の重要な職務の一つとして、“学校に寄せられる要望を収集し、内容によって精査・集約整理し、学校運営に生かしていくこと”を挙げます。今週の「教頭実務ガイダンス」では、地域や保護者と学校をつなぐ教頭の役割について、田根先生に詳しく伺います。