No.1352 潮流で「中・高校生に生活をコントロールする力を」を掲載!
潮流 中・高校生に生活をコントロールする力を
鈴木みゆき・和洋女子大学教授
「早寝早起き朝ごはん」の国民運動が始まって10年が経過します。児童・生徒の生活が乱れがちになる夏休み、今一度運動の重要性を見直してみてはいかがでしょうか。
今週のインタビュー「潮流」には、文部科学省の啓発パンフレット(早寝早起き朝ごはんで輝く君の未来)の作成に携わった、和洋女子大学の鈴木みゆき教授が登場します。睡眠学や保育分野での研究が専門である鈴木教授に、パンフレット作成にあたり留意したこと、生活リズムを整える重要性などについて詳しくお話を伺います。
解説・ニュースの焦点
小学校外国語活動 英単語や英文を書くことを「もっとやりたかった」が8割
平成26年度小学校外国語活動実施状況調査
中央教育審議会の教育課程特別部会による7月22日の会合で、小学校外国語活動の成果・効果などについて、調査結果資料が配布されました。調査は、小学校5・6年生と中学校1・2年生などを対象に実施されたもの。今週の「解説・ニュースの焦点」で、調査の結果を詳しくお伝えします。
特別企画 無戸籍の学齢児童生徒の実態は?
文部科学省が7月8日、「無戸籍の学齢児童・生徒の就学の徹底及びきめ細かな支援の充実について」と題する通知を出しました。法務省が今年3月に調査した無戸籍の学齢児童生徒は142人。多くは適切に登校しているが、学力や家庭の養育力などに課題があるケースも。
今週は「特別企画」として、無戸籍の児童生徒の実態に迫ります。
※無戸籍の学齢児童生徒の就学状況に関する調査結果を示した表を掲載。
校長講話
戦後70年の決意 -日韓・日中の友好を求めて-
岩瀨正司・元全日本中学校長会会長
昨今話題になっている、韓国や中国の「嫌日・反日」。日本でもニュースなどで「嫌韓」や「嫌中」といった言葉が聞かれるようになりました。元全日本中学校長会の岩瀨正司会長は、未来を担う若者たちに、韓国や中国の「嫌日・反日」の歴史的背景・原因を知ってほしいといいます。
今週の「校長講話」では、岩瀨氏に日本の過去の歴史と戦争の悲惨さを子どもたちに伝える講話例を2つ紹介してもらいます。
変わる教育委員会 校長の条件
早川三根夫・岐阜市教育委員会教育長
学校現場における最高責任者である校長。ストレスやプレッシャーから時には弱音を吐いたり、弱気になってしまうこともあるのではないでしょうか。
今週の変わる教育委員会では、岐阜市教育委員会の早川三根夫教育長が、「校長の条件」を語ります。校長としてやってはいけないことや、岐阜市が求める校長の姿などを教えてもらいます。
教育問題法律相談
学校体育施設開放事業と学校の責任
澤田稔・弁護士
今週の「教育問題法律相談」で扱うのは、体育館などの運動施設の貸し出しと学校の責任について。体育館を地域のスポーツ団体に貸したところ、利用中の怪我について保障をしてほしいと申し出がありました。この場合、学校側は申し出に応じなければならないのでしょうか。
弁護士の澤田稔氏に、学校体育施設開放事業と学校の管理責任について詳しく解説してもらいます。
資料
「これからの学校教育を担う教員の資質向上について」(中間まとめ)上
中央教育審議会の教員養成部会は7月16日、「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について」(中間まとめ)を公表しました。今後の追加の検討をした後、年内に答申する予定。
今週と次週の2回に渡り、巻末「資料」にて、「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について」(中間まとめ)を掲載していきます。