No.1369 教育の危機管理にて「『チーム学校』の具体化を目指して」を掲載!

週刊教育資料 2015年12月21日号

教育の危機管理 「チーム学校」の具体化を目指して

佐藤正志・白梅学園大学子ども学部教授

複雑化、多様化する学校課題に対応するために打ち出された「チーム学校」。学校にスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーといった専門性を持ったスタッフを配置し、チームとして課題解決に当たっていこうとする考え方です。「チーム学校」がどのように実現していくかは不透明な部分も少なくないが、期待を持って見守りたいと白梅学園大学子ども学部の佐藤正志教授は話します。

今週の「教育の危機管理」では、佐藤教授に「チーム学校」が機能するために、学校としてどのようなことに配慮していくべきかを提案してもらいます。


潮流 0から1を生み出す力を

後藤正樹・(株)コードタクト代表取締役

今週のインタビュー「潮流」には、株式会社コードタクトの後藤正樹代表取締役が登場します。元は高校で数学を教えていたという後藤氏。現在は教師時代の経験を生かして、「教師が教えやすく、子どもが楽しく学べる」学習環境を生み出すツールを開発しています。

開発した学習管理システム「スクールタクト」や、ICT教育などについて詳しくお話を伺います。


校長講話

保護者からのクレームには児童の姿を伝えて対応する

今週の「校長講話」は保護者への対応についてです。元盛岡市立中野小学校校長の野口晃男氏に、以下の2つの講話原稿例を紹介してもらいます。

  1. わが子がいじめられていると学校を訪問してきた親に対する講話例
  2. 子どもに学校での出来事をどのように聞くのが良いかを学校通信に掲載する文例

特別報告

広島県尾道市で教育セミナー

11月28日、第20回「教育セミナー中国2015」が日本教育新聞社の主催で開催。「グローバル社会を生き抜く子どもの育成-尾道発これからの教育の在り方の共有」のテーマのもと、教育関係者を中心に多数の参加者が集いました。

今週の「特別報告」ページにて、同セミナーの基調講演やシンポジウムの模様を詳しくお伝えします。


教育問題法律相談 住民登録のない児童・生徒の就学

三坂彰彦・弁護士

住民登録がされていない子どもの入学、転校の要請が保護者からされた場合、学校や教育委員会ではどう対応すべきでしょうか。

今週の「教育問題法律相談」で、弁護士の三坂彰彦氏に詳しく解説してもらいます。


巻末資料1

チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について

中央教育審議会は11月26日の総会で、「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について」(答申案)の審議を行いました。答申案のポイントなどを掲載します。

巻末資料2

東日本大震災により被災した幼児児童生徒の学校における受入れ状況について

文部科学省は11月30日、平成27年5月1日現在の東日本大震災により被災した幼児児童生徒の学校における受入状況をまとめました。調査結果の概要を掲載します。

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