No.1402 教育の危機管理で「スクールソーシャルワーカー養成の課題」を掲載!
教育の危機管理
スクールソーシャルワーカー養成の課題
学校教育における問題の多様化に伴い、スクールソーシャルワーカーの需要が高まると予想されています。スクールソーシャルワーカーは教育現場でどのような力を求められているのでしょうか。また、スクールソーシャルワーカーを養成する大学に求められるものとは何なのでしょうか。
今週の「教育の危機管理」のコーナーでは、子ども法学者である安藤博先生に、スクールソーシャルワーカー養成における課題について詳しく伺います。
「潮流」 田中入馬氏(セカンドハーベスト・ジャパン)に聞く㊦
今週も前回に引き続き、「フードバンク」等の活動を行うセカンドハーベスト・ジャパンの田中入馬さんへのインタビューを掲載。田中さんは、フードバンクなどで食事を提供して気づくことの1つとして、“子どもには最低限の食事をさせているが、自分はほとんど食べていないという親が少なくない”ことを挙げます。学校で子どもたちにフードバンクの活動などを知らせることは、十分な食事をしていない親や家族に対して、食事を提供し、相談に乗ってもらえるフードバンクという存在を知らせることに繋がると田中さんは話します。今回の「潮流」のコーナーでは、先週に引き続き、特定非営利活動法人セカンドハーベスト・ジャパンの田中入馬さんに「食育」の観点を踏まえ、活動について詳しく伺います。
合理的配慮 ―現場の対応事例
教育的観点からの「合理的配慮」でガイド 宮城県・下
前回(9月5日付1400号)に続き、宮城県教育委員会が作成した「教育的観点からの合理的配慮の提供に関するガイド」を紹介。今回は、「合理的配慮の提供に関するQ&A」と個別の教育支援計画と指導例(学習障がい、注意欠陥多動性障がい)について解説します。
解説・ニュースの焦点
教育政策の効果分析を強化 文科省
平成30~34年度を対象期間とする第3期教育振興基本計画について、中央教育審議会の教育審議会の教育振興基本計画部会が9月7日、第7回会合を開催。これまでの審議状況についての報告を行いました。今後の教育政策の基本方針についての検討とともに、教育政策の効果分析を強化するための計画などを確認。
高校基礎テスト、大学新テスト検討状況 公表
9月1日、文部科学省は「高大接続改革の進捗状況」と題し、高等学校基礎学力テスト(仮称)、大学入学希望者学力評価テスト(仮称)などの検討状況を公表。大学入学新テストでは、実施時期を3案、記述式テストの作問の考え方などを示しました。
資料
「平成29年度文部科学関係概算要求ポイント」(概要)
8月30日、文部科学省は平成29年度の概算要求を発表。総額は5兆8266億円で前年度より5051億円増。「文部科学関係概算要求のポイント」の概要について掲載します。