No.1346 潮流にて「現場の視点とデータ踏まえて情報発信」を掲載!

週刊教育資料 2015年6月15日号

潮流 現場の視点とデータ踏まえて情報発信

大橋明・東京都渋谷区立加計塚小学校校長

今週のインタビュー「潮流」には、全国連合小学校長会の会長に就任された渋谷区立加計塚小学校の大橋明校長が登場。現在、学習指導要領の改訂など、教育改革の急速な流れの中にある学校現場。大橋氏は、常に「子どものために」という視点を踏まえて、教育における不易と流行を見極めたいといいます。

会長として特に力をいれていきたいことや、現在の小学校教育における課題などについて、大橋氏に詳しくお話を伺います。


特別企画 長期入院の子どもへの支援に課題

文部科学省が、長期入院児童生徒に対する教育支援に関する実態調査の結果を公表しました。平成25年度中に、病気やケガによって入院した児童生徒に対して行われた教育等の実態を調べたもので、調査結果から、該当する児童生徒への学習指導が十分にできていない問題が明らかに。

今週は「特別企画」として、調査結果と浮かび上がった課題を詳しくお伝えします。

※「一時転学などをしている児童生徒に対する学校の取り組み」と、「長期入院した児童生徒に対する学習指導」の状況をまとめた図表を掲載。


校長講話

大阪教育大学附属池田小学校事件に寄せて 「悲しみを共有することの意味」

西林幸三郎・大阪芸術大学初等芸術教育学科教授

8名の児童が亡くなり、13名の児童と2名の教員が負傷した「附属池田小事件」が発生し14年が経過しました。日本の教育史上かつてなかった未曾有の事件でもあり、風化させることなく、後世に教訓として語り継ぐことは重要な課題です。

当時、事件現場や緊急の保護者会にも出向いたという西林幸三郎氏に、事件を振り返ってもらい、悲しみを共有することを伝える講話原稿例を紹介してもらいます。


特別資料

オリンピック・パラリンピック教育に関する有識者会議「今後の検討課題について」

2020年に開催されるオリンピック・パラリンピック東京大会。文部科学省の有識者会議では、教育分野での対応の検討が続いています。

今週は「特別資料」として、会合で配布された「今後の検討課題について」と関連資料(小学校学習指導要領の関連記述)について掲載します。


管理職必携 安心・安全の新常識

夏季省エネは22のポイントで -文科省が通知

文部科学省が5月22日、2015年度夏季の電力需給対策について都道府県教育委員会などに通知しました。省エネルギー対策関係資料として、「学校施設における省エネルギー対策について(教職員向け)」を添付。

今週の「管理職必携 安心・安全の新常識」で、添付資料のうち、「省エネルギー対策のポイント」について紹介します。


通信・議会質疑 話題の質問ダイジェスト

学校図書館

今週の「通信・議会質疑」のテーマは、学校図書館について。学校図書館に関する質問に対する各地の教育長の回答をお届けします。

  • 学校司書の配置に関する法改正を受けて、どのように対応する考えか(北海道議会)
  • 自虐史観に基づく漫画本を配架する上での基準はどこにあるのか(宮城県議会)
  • 学校図書館の常時開館による読書、情報の教育センター機能向上に取り組むため、学校図書館嘱託職員、ブックヘルパーを今後増加させるべきだと考えるが、今後の数値目標は(北九州市議会)
  • 学校図書館法で位置づけが明確にされたのを機に、学校司書の身分保障を進めるべきではないか(岡山市議会)

変わる教育委員会

「地域とともにある学校づくり」をめざして

鳥取県伯耆町教育委員会 後藤弥教育長

全国各地の教育長にお話を伺う連載「変わる教育委員会」。今週から数回にわたって、鳥取県伯耆町教育委員会の後藤弥教育長に伯耆町での取り組みを紹介してもらいます。

第1回目のテーマは「地域とともにある学校づくり」。コミュニティ・スクールと学校支援地域本部の連携について詳しくお話を伺います。

※ 第2回目は、同町における「保小中連携・一貫教育」について紹介してもらいます。

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