No.1304 潮流にて「学生支援・相談の実務家を育成」(吉田茂)を掲載!

週刊教育資料 2014年7月14日号

潮流

学生支援・相談の実務家を育成

吉田茂・特定非営利活動法人学生文化創造理事長

今週のインタビュー「潮流」では、特定非営利活動法人学生文化創造の吉田茂理事長にお話を伺います。

特定非営利活動法人学生文化創造は将来の社会を担う学生のために学生支援・相談を担当する大学の職員などの力量を上げるため、産学連携のもとで研修や認定試験を実施しているNPO法人。

吉田理事長からは同法人の具体的な事業内容や、大学において学生支援という視点が重視されるようになった社会的な背景について解説していただきます。


世界の教育事情

OECD国際教員指導環境調査(TALIS)2013年調査結果から

本誌編集部

OECDの国際教員指導環境調査(TALIS)2013年調査の結果が6月25日に公表されました。

同調査は、学校の学習環境と教員の勤務環境に焦点をあてた国際調査で、職能開発などの教員の環境、学校での指導状況、教員へのフィードバックなどについて、国際比較が可能なデータを収集し、教育に関する分析や教育政策の検討に資することを目的としています。

調査対象は中学校および中等教育学校前期課程の校長および教員。

調査時期は日本では平成25年2月から3月。

今回は教員と学校の概要の部分について、結果のポイントを紹介します。


高校現場最前線

グローバル人材の育成

愛知県立御津高等学校 国際教養科

今週の「高校現場最前線」で紹介するのは愛知県立御津高等学校国際教養科。

同校は平成16年度から18年度までSELHiの指定を受け、平成23年度から25年度まではアクティブチャレンジ事業研究指定校、また平成25年度から5年間スーパーイングリッシュハブスクール事業の拠点校となり、国及び県レベルにおいて英語の授業改善や国際理解教育における中心的な役割を担っています。

誌面では国際交流や語学力アップのために特色ある教育活動を展開している同校の教育実践を詳しくリポート。

高等学校におけるグローバル人材育成の最前線を追います。


大学は今

達成度テストの原案を総会で報告

中央教育審議会

6月30日に開かれた中央教育審議会の総会において「大学入学者選抜の改善をはじめとする高等学校教育と大学教育の円滑な接続と連携の強化のための方策について」と題する答申案が中央教育審議会高大接続特別部会の安西祐一郎部会長から報告されました。

今後、答申後にさらに具体的な制度設計に入ることになります。

大学入試の問題は国民的な関心も高く、現在の大学入試センター試験の仕組みから大きく変わる制度設計については慎重な審議が求められます。

今週の「大学は今」では、答申案の概要と達成度テストの「発展」(仮称)の在り方についてまとめます。


資料

学校における性同一性障害に係る対応に関する状況調査について(概要)

平成26年6月13日 文部科学省

文部科学省は6月13日、学校における性同一性障害に係る対応に関する状況調査を公表。

調査は平成25年4月から12月にかけて、国公私立の小・中・高校・中等教育学校・特別支援学校を対象に、戸籍上の性別、学校段階、特別の配慮をしているか否かなどを聞きました。

また任意回答では、医療機関への受診の有無、性同一性障害としての診断の有無、他の児童生徒や保護者に対する取り扱い(秘匿しているか否か)、学校の体制、現状と課題などを聞きました。

今週の巻末「資料」ではこの調査結果の概要を掲載します。

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