No.1299 教頭実務ガイダンスにて「学校行事で力をつける」(米満裕)を掲載!

週刊教育資料 2014年6月2日号

管理職養成 教頭実務ガイダンス

教頭・副校長の仕事ガイド ~教頭の実務をイチから解説~

学校行事で力をつける

米満裕・千葉県習志野市立谷津小学校校長

今週の「教頭実務ガイダンス」では米満裕氏が学校行事における教頭の実務について、運動会を例にして解説します。

行事の提案資料の作成、担当職員への指導方法、行事終了後の評価など、教頭として学校行事を行ううえで気を付けたいポイントを紹介。

学校における行事の意義と価値について見直します。


解説・ニュースの焦点 【1】

安全教育の指導時間確保など検討へ

中央教育審議会

中央教育審議会のスポーツ青少年分科会に設置されている学校安全部会が5月21日に開かれ、防災教育を含む安全教育の指導時間の確保や教員養成、教職員研修の充実などについて論議を開始しました。

同部会では今後、月に1回程度会合を開き、9月下旬を目途に中間的なまとめを行う予定です。

今週の「解説・ニュースの焦点」では、今後の論議における課題や初会合での自由討議の模様をお伝えします。


解説・ニュースの焦点 【2】

50教育委員会が独自の学力調査を平成26年度に実施予定

文部科学省調査

文部科学省は5月20日、都道府県・指定都市が実施する独自の学力調査についての調査結果を公表。

平成26年4月1日現在で34都道府県教育委員会、16指定都市教育委員会が平成26年度中に独自の学力調査を実施予定であることが明らかになりました。

今週の「解説・ニュースの焦点」では、今回の調査結果の内容について詳しくお伝えします。


特別企画

小学校英語教育で論点提示

文部科学省有識者会議

平成25年12月に文部科学省は「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」を公表。

この中で小学校・中学校から週1~2コマ程度の「活動型」、高学年の週3コマ程度の「教科型」の実施が提案され、現在、実施計画の具体化の論議が進んでいます。

文部科学省では平成26年1月に「英語教育の在り方に関する有識者会議」を設置。

5月21日の第4回会合では今後の議論の論点が提示されました。

今週は特別企画として、今回提示された「小学校における英語教育の在り方に関する論点」を掲載します。


どの子も育つ 特別支援教育のノウハウに学ぶ

就学前から義務教育修了まで一貫した支援体制に 【上】

東京都日野市教育委員会

通常学級での特別な支援を必要とする児童・生徒に対して「ひのスタンダード」で統一した取り組みをしたり、「リソースルーム」の小・中連携した支援などに取り組んできた東京都日野市。

同市の取り組みを2回にわたって紹介します。


教育の危機管理

家庭教育支援 学校の役割

佐藤正志・白梅学園大学子ども学部教授

「教育の危機管理」に佐藤正志・白梅学園大学子ども学部教授が登場。

家庭教育支援における学校の役割について解説します。

「家庭の教育力の低下」が問題とされている現代。

子育てをする保護者も多くの悩みを抱えている現実があり、教育力低下の原因を家庭に押し付けるだけでは問題の改善は望めません。

この問題は「家庭と地域の育ちの環境の変化」と捉えるべきであり、社会や環境の変化という歴史的な流れの中にそれを位置づけないと改善には結びついていかないと佐藤教授は訴えます。

こうした状況の中で、家庭教育支援のために学校が果たすべき役割とは。


資料1

平成26年3月高等学校卒業者の就職状況(概要)

平成26年5月16日 文部科学省

資料2

平成25年度大学等卒業者の就職状況調査(4月1日現在)

平成26年5月16日 文部科学省・厚生労働省

文部科学省は5月16日、平成26年3月末現在の高等学校卒業者の就職状況の調査結果を公表しました。

また同日、文部科学省と厚生労働省は4月1日現在の平成25年度大学等卒業者の就職状況調査結果を公表しました。

今週の巻末「資料」では、両調査の概要を掲載します。

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