No.1347 教頭実務ガイダンスで「授業力向上 管理職としての取り組み」を掲載!

週刊教育資料 2014年6月22日号

教頭実務ガイダンス

授業力向上に向けた管理職(教頭)としての取り組み

荒木文郎・埼玉県加須市立原道小学校校長

全国学力学習状況調査をはじめ、各都道府県で独自の調査による学力向上策が矢継ぎ早に実施されています。児童・生徒の学力の向上において重要となるのが、教員の授業力向上。そして、教員の授業力を高めるのは管理職の指導力や熱意によるところが大きいと、原道小学校の荒木文郎校長は言います。

今週の「教頭実務ガイダンス」では、荒木校長が考える「授業力向上」についての取り組みを紹介。教頭として取り組みをどう受け止め、教員一人一人の「授業力向上」を図っていくかの参考となる内容でお届けします。


潮流 教育改革で未来を切り拓く全日中に

伊藤俊典・全日本中学校長会会長

今週のインタビュー「潮流」には、全日本中学校長会の会長に就任された東京都港区立白金の丘中学校の伊藤俊典校長が登場。課題が多くある教育界、「実践もあり理論もある教育の実践的専門家集団」である校長会の役割を果たすことで、未来を切り拓いていきたいと伊藤氏は言います。

会長として特に力を注いでいきたいことや、現在の中学校教育における課題、1人の校長として大切にしている考えなど、詳しくお話を伺います。


特別資料 高等学校の教育課程等に関する論点(案)

高等学校の教育課程等に関する議論を進めている中央教育審議会の教育課程企画特別部会。

今週の「特別資料」にて、同部会にて資料として配布されている「高等学校の教育課程等に関する論点(案)」と関連資料について掲載します。


管理職必携 安心・安全の新常識

耐震化加速で文部科学大臣が要請書簡

6月2日に公立学校施設の耐震改修状況調査の結果が公表されました。調査結果から、耐震性の確保が十分でない学校・幼稚園が少なくないことをうけ、文科省が文部科学大臣名で耐震化の加速を要請する文書を発出。

今週の「管理職必携 安心・安全の新常識」で、文書が出された市町村の一覧なども掲載し、学校施設の耐震化の動きについて詳しくお伝えします。

※ 巻末「資料」に調査結果の概要を掲載


教育問題法律相談 性的いじめ

角南和子・弁護士

いじめの1つとして、被害者に対し性的な手段や方法をもってなされるものがあります。最近では、スマートフォンや携帯電話の普及から、人前で下着姿などを撮影しメールで送信されるといった行為が行われることもあるといいます。思春期にあたる児童・生徒たちに羞恥心や屈辱を与える行為が発生した場合、どのように対応していけばよいのでしょうか。

今週の「教育問題法律相談」で弁護士の角南和子氏に、旭川で発生した性的な犯罪事件を基として、学校の対応義務について解説してもらいます。


現場の課題に応える教育センター

大学、行政、企業が連携して実証研究

京都大学学術情報メディアセンター

「反転学習」への注目が高まるなど、学校の授業方法の見直しや家庭学習との連携が課題になっています。この状況をうけ、京都大学学術情報メディアセンターは6月2日、西京高等学校附属中学校を指定校として、京都市教育委員会と連携し大量の学習データから生徒の学びの変化を検証する実証研究を開始。

今週の「現場の課題に応える教育センター」で、大学と行政、さらには企業が連携した実証研究の試みを紹介します。

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