No.1275 特別企画にて「学校とホームページ、課題と可能性は?」を掲載!

週刊教育資料 平成25年11月18日号

特別企画

学校とホームページ、課題と可能性は?

「開かれた学校づくり」に役立つ情報発信のツールとしてホームページを開設している学校は少なくありません。

その一方で、ホームページを運営することによる教職員の負担をどう軽減するかが課題になっています。

このためメールを打つのと同様の操作で記事を投稿できるなど、専門知識がなくても操作できる情報共有基盤システム「NetCommons(ネットコモンズ)」が注目されています。

すでに導入している教育委員会での効果や課題などについて、筑波大学の上田孝典准教授と株式会社エデュケーションデザインラボの平塚知真子氏にお話を伺います。


教育の危機管理

懲戒と体罰の境界論は、教育にとって真に意味ある問いなのか

安藤博・子ども法学者

子ども法学者の安藤博氏が今回から数回にわたり「懲戒と体罰の境界論」をテーマに教育を子ども法政策学の視点で掘り下げます。

体罰問題が社会問題化した今、学校現場からあがる「懲戒と体罰の境界、懲戒の限界をはっきりしてほしい」という強い声。

行政通知や判例を交えながら「懲戒・体罰をめぐる課題の基本相関関係図」をもとに考察します。

懲戒と体罰の境界論は教育にとって真に意味のある問いなのか。

生徒の目線に立って境界のグレーゾーンを考えることが必要と安藤氏は訴えます。


資料

高等学校教育と大学教育との接続・大学入学選抜の在り方について(第四次提言)

今週の巻末資料では、前号の「ニュース・解説」で取り上げた、平成25年10月31日に政府の教育再生実行会議がまとめた「高等学校教育と大学教育との接続・大学入学選抜の在り方について(第四次提言)」の全文を掲載します。

今回の提言のポイントは、高等学校での「基礎レベル」と大学入試での「発展レベル」の「達成度テスト(仮称)」の活用と「多面的・総合的に評価・判定する入学者選抜への転換」。

グローバル化に対応できる人材の育成を目指した教育改革へ向けた今回の提言に要注目です。

関連記事

ページ上部へ戻る