No.1380 校長講話で「いじめ、体罰のない明るい学校を目指して」を掲載!

週刊教育資料 2016年3月21日号

校長講話 いじめ、体罰のない明るい学校を目指して

岩瀨正司・元全日本中学校長会会長

現在、解決すべき喫緊の教育課題である「いじめ」と「体罰」。いじめや体罰の最悪の結末は、子どもたちの自殺(死)であり、防止と解決に向けて学校・行政は全力を尽くす必要があります。

今週の「校長講話」は、岩瀨正司さんに、いじめと体罰を許さない気持ちを子どもたちや先生方に伝える講話例を紹介してもらいます。


解説・ニュースの焦点【2】

アクティブ・ラーニングの視点で授業改善、実施は4割台

文部科学省は3月7日、平成27年度の公立小・中・高校、中等教育学校の教育課程の実施状況をまとめました。アクティブ・ラーニングの視点からの授業改善にすでに取り組んでいるのは、小学校48.9%、中学校45.7%、高校43.9%という結果に。土曜授業は小学校、中学校とも約25%が実施していました。今週の「解説・ニュースの焦点」で、調査結果について詳しくお伝えします。


特別企画 高校基礎学力テストの問題例でたたき台

3月11日、文部科学省の高大接続システム改革会議の第13回会合が開催され、最終報告案とともに、高等学校基礎学力テスト(仮称)の問題作成イメージの例が示されました。

今週は「特別企画」として、高等学校基礎学力テスト(仮称)の位置付けや、目的などを踏まえた出題の方向性(たたき台)を紹介します。


管理職必携 安心安全の新常識

いじめの対処法 「学校と保護者の連携」

齋藤卓也・岩手県雫石町立雫石小学校校長

前号に引き続いて、いじめ問題の基礎知識として、いじめの対処法や解決法について齋藤卓也校長に解説してもらいます。

解決に向けての最大のポイントは「いじめ問題の共有」であるという齋藤校長。事実、これまでに全国で起きているいじめ事件は、問題共有がうまくいかず悲惨な結果を招いていることがほとんどです。学校と保護者間の連携の重要性や具体的な施策について伺います。


自著を語る

社会の中で居場所をつくる 自閉症の僕が生きていく風景(対話編)

山登敬之・東京えびすさまクリニック院長

今週の「自著を語る」には、「社会の中で居場所をつくる 自閉症の僕が生きていく風景」の著者である山登敬之さんが登場します。重度の自閉症である東田直樹さんと山登さんの往復書簡のやり取りをまとめたものである同書。

発達障害という考え方が広まってきた昨今、コミュニケーションや、社会や学校のあり方について語ってもらいます。


資料 言語に関する資質・能力(検討のたたき台)

言語能力の向上に関する特別チーム

3月3日、中央教育審議会教育課程部会の言語能力の向上に関する特別チームが第4回会合を開きました。会合では、国語科及び外国語科・外国語活動を通じた言語能力の育成について審議。今週の巻末「資料」にて、同日の会合で配布された以下の資料などを掲載します。

  • 言語に関する資質・能力(検討のたたき台)
  • 言葉の働き(機能)と仕組みについて
  • 日本語と外国語の学習による言語能力の向上について(意見の概要)
  • 小学校における国語科と外国語活動・外国語科の連携について
  • 広島中学校『言葉科』における事例

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