No.1381 教頭実務ガイダンス「年度末・年度始め 教頭・副校長の職務」を解説!
教頭実務ガイダンス
年度末・年度始めにおける教頭・副校長の職務
宇賀神貴・栃木県宇都宮市立田原中学校校長
学校において1番忙しい年度末・年度始めの時期を迎えました。教職員の退職や異動、学年・学級改変など、何かと目まぐるしさを感じる日々が続きます。このような状況の中、限られた時間の中で新年度が円滑にスタートできるよう教頭・副校長に求められるのはどのようなことなのか。
宇賀神貴校長に、職務を遂行していく際のコツやポイントを伺います。
解説・ニュースの焦点【1】
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)43校を中間評価
文部科学省がこのほど、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の中間評価結果を公表しました。指定から3年を迎えた高校43校を対象としたもので、研究開発のねらいが「達成できる」と評価されたのは22校という結果に。
今週の「解説・ニュースの焦点」で、評価結果について詳しく解説します。
教育の危機管理
世間から完璧さを求められる息苦しさ
石橋昌雄・東京都板橋区立板橋第十小学校校長
近年、うつ病をはじめとする精神的な疾患を抱える先生の増加が指摘されています。保護者対応や仕事量の増加などの他に、世間から教育界に与えられるプレッシャーも先生を悩ませる要因の1つではないかと分析する石橋校長。
世間が求める教師像を考えた上で、今本当に求められる先生の姿を語ってもらいます。
若手を伸ばせ! ミドルリーダー力アップ
新人職員(先生)マネジメントのコツ
伊庭正康・株式会社らしさラボ代表取締役
新年度を控え、企業も学校も俗に「ゆとり世代」と呼ばれる新人を迎え入れる時期となりました。残念ながら、あまりいい噂を聞かない「ゆとり世代」ですが、伊庭正康氏は「才能の宝庫でノビシロが大きい世代」だと言います。
今週の「若手を伸ばせ! ミドルリーダー力アップ」は、伊庭氏に、隠れた可能性を内に秘める「ゆとり世代」に火をつけるマネジメントを詳しく教えてもらいます。
教育問題法律相談 指導死の問題
三坂彰彦・弁護士
教師の行き過ぎた指導などが原因で、不登校となったり、最悪の場合自殺してしまう児童生徒が後を絶ちません。最近問題となっている「指導死」ですが、学校での指導が原因で児童生徒が命を絶ってしまった場合、学校や設置者に責任が認められるのはどのような場合なのでしょうか。
大阪市立桜宮高校の体罰自殺事件を例に挙げ、弁護士の三坂彰彦氏に詳しく解説してもらいます。
今さら聞けない!?マナーと常識
道徳教育とマナー 子どもに挨拶を教える
柴崎直人・岐阜大学大学院教育学研究科准教授
学校で「礼儀」を教えようとするときに、多くの先生が思い浮かべるのは「挨拶」ではないでしょうか。さまざまな挨拶を体験する機会が学校にはあふれています。
今週の「今さら聞けない!?マナーと常識」は、社会生活の基本となる挨拶について取り上げます。柴崎直人教授に、子どもたちに挨拶を教えるポイントを伺います。