No.1320 特別企画にて「専門高校の学びを発信」を掲載!

週刊教育資料 2014年11月17日号

特別企画 専門高校の学びを発信

「第24回全国産業教育フェア宮城大会(さんフェア宮城2014)」から

専門学校等の生徒の学習成果を広く社会に知らせる全国産業教育フェア(さんフェア)が、11月8日、9日の両日、宮城県名取市にて開催されました。開会式では、宮城県産業教育振興協会の鎌田宏会長、文部科学省初等中等教育局の小松親次郎局長らが挨拶。
次代につながる産業教育の在り方を発信するとともに、東日本大震災からの復興に貢献する人材育成の現状報告もあり、全国から送られた支援に感謝の意を表するものとなりました。

今週の「特別企画」で、同フェアにおける専門高校の学習成果展示コーナーの模様や全国の専門高校生による意見・体験発表などを詳しくお伝えします。


校長講話

続々・生徒を誉める ―ちょっといい話を全校朝礼で―

岩瀨正司・元全日本中学校校長会会長

今週の「校長講話」のテーマは、「全校朝礼で生徒を誉める」。元全日本中学校校長会会長の岩瀨正司氏が、善い行いをした生徒を題材とした全校朝礼における講話の原稿文例を2つ紹介します。

  • PTA役員会での話題 「地域清掃活動」
  • 校長室への電話 「道案内をしてもらいました」

管理職養成 教頭実務ガイダンス

学校行事で力をつける

米満裕・千葉県習志野市立谷津小学校校長

授業時数が減った影響で、各学校で進められている学校行事の精選。授業時数の確保のため学校行事を削減する動きもありますが、子どもたちの思い出づくりや成長を促すための重要な教育活動であることに変わりはありません。

今週の「管理職養成 教頭実務ガイダンス」では、習志野市立谷津小学校の米満裕校長に学校行事の目標や取り組むべき姿勢、道徳や総合的な学習の時間との関連などについて詳しく伺います。学校行事のポイントを今一度見直してみてはいかがでしょうか。


自著を語る

「ゆとり」批判はどうつくられたのか 世代論を解きほぐす(太郎次郎社エディタス)

佐藤博志・筑波大学人間系准教授

コミュニケーション能力に乏しい、打たれ弱い、学力が低いなど、何かとネガティブなイメージで捉えられる「ゆとり世代」。自ら進んで「ゆとり教育」を選んだわけではない彼らを一括りにし、「これだからゆとりは…」などと批判することは果たして正しいことなのでしょうか。

今週の「自著を語る」には、『「ゆとり」批判はどうつくられたのか 世代論を解きほぐす』(太郎次郎社エディタス)の著者、佐藤博志氏が登場。授業や座談会を通じ、ゆとり世代とやり取りをして感じたことを中心に、ゆとり批判について語っていただきます。


マイオピニオン

戦闘員希望の北大生に推論や想像する力は育っていたか

品川裕香・教育ジャーナリスト

北海道大学の男子学生がイスラム過激派組織の戦闘員になるためにシリアへの渡航を計画した事件。渡航理由として、就職活動での挫折などさまざまな報道がされていますが、教育ジャーナリストの品川裕香氏は、現実の社会における「リアル」を想像できなかった可能性を指摘しています。

今週の「マイオピニオン」にて、品川氏に「推論ができない」「想像性が偏っている」などといった発達的課題と教育現場における対応について伺います。

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