No.1411 高校現場最前線で「SGHへの取り組み 嵯峨野高校」を掲載!


高校現場最前線

SGHへの取り組み 京都府立嵯峨野高校

「地域連携・海外コラボ型『京都グローバルスタディーズ』によるリーダーの育成」をテーマにSGHに取り組む京都府立嵯峨野高等学校。1年次に探究活動に必要な能力や手法を育成。2年次には核となる探究活動「アカデミックラボ」に取り組みます。3年次には、まとめの時期として論文作成や英語による発表などを実施。文系、理系を問わず幅広く生徒の興味関心に対応できるように、全教科の教員が関わることを前提としているそうです。

今週の「高校現場最前線」では、京都府立嵯峨野高等学校のSGHへの取り組みをご紹介します。


教育問題法律相談

修学旅行費不払いへの対応方法

今週の質問は「生徒が修学旅行に行きたがっているのに、保護者が費用を支払おうとしない。この生徒を修学旅行に参加させなければならないのか?」というもの。修学旅行は「原則としてすべての児童生徒が参加できるように計画すること」との通達があり、参加できない生徒がいる場合は、代替措置をとることが望ましいとされているそうです。

今回の「教育問題法律相談」のコーナーでは修学旅行費不払いへの対応、不参加の生徒への配慮などについて、弁護士の角南和子さんに解説していただきます。


解説・ニュースの焦点

財政審分科会資料に反論 文科省

11月4日、財務制度等審議会財政制度分科会が開催。同会で財務省が提出した義務教育費国庫負担制度等に関する資料に誤解や事実誤認があるとして、文科省は11月8日に「見解」を公表。基礎定数化を要求している通級指導等に、教員以外の外部人材が教員の代替を担うことができるという前提での比較検証は適切でないなどと反論しました。

私立学校施設の耐震化率、2.6ポイント上昇

11月16日、文部科学省は平成28年度私立学校施設の耐震改修状況等の調査結果を公表。幼稚園から高等学校までの学校施設の耐震化率は、86.4%と前年度より2.9ポイント上昇しました。また、耐震化の要否を判断する上で必要な耐震化診断の実施率は、前年度から2.3ポイント上昇の78.6%という結果に。


事務新時代

事務長の学校経営参画について㊥

前回(1409号)に引き続き、三重県立久居高等学校事務長の森田由之先生に、学校経営について語っていただきます。前回は主に、環境整備や来客への対応などについて、述べていただきました。今回のテーマは“不祥事の未然防止”、“弁当・惣菜の販売導入”、“施設の有効活用”など。また、森田先生は、進学希望、就職希望どちらの生徒も全力で応援し、生徒一人一人を大切にする学校を目指したいと今後の抱負を話します。


資料

「これからの学校図書館の整備充実について」(報告)

10月20日、文部科学省の「学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議」は「これからの学校図書館の整備充実について」(報告)を取りまとめました。同報告の概要を掲載いたします。

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