No.1417 「潮流」にAsuka Academyの福原美三氏が登場!


「潮流」福原美三氏(Asuka Academy理事長)に聞く

海外の高等教育機関と協力し、日本語による各種支援、日本人コミュニティや翻訳ボランティアの形成などを通じて、世界トップレベルのオープンエデュケーションの国内学習を促進する活動を行っている特定非営利活動法人Asuka Academy。世界の一流大学では、教育内容や学習資源などを公開する動きが盛んになる中、日本ではその活用があまり進んでいないと話す理事長の福原さん。その理由として、講義内容が英語であったり、学習支援のプロセスが無かったりなど学習者にとっていくつかの壁があると福原さんは指摘。そこで同法人は講義内容や学習プラットフォームの日本語化や事務局を中心とした様々な学習サポートを実施し、学習資源の活用を促進しています。

今週のインタビュー「潮流」ではAsuka Academy理事長の福原美三さんに、活動内容や講座公開の現状などについて詳しく伺います。


解説・ニュースの焦点

指導体制強化へ 来年度予算案

政府が閣議決定した平成29年度予算案で、文部科学関係は総額5兆3097億円(前年度比86億円減)、うち文教関係予算は総額4兆428億円(同96億円減)となりました。発達障害の児童生徒への「通級による指導」の充実や外国人児童生徒への指導等にかかわる加配定数の基礎定数化で473人、加配定数の改善で395人の増加。

介護休暇取得者8割が女性

このほど、文部科学省は平成27年度公立学校教職員の人事行政状況調査結果を公表。介護休暇では、1396人が取得。そのうち1129人が女性で約8割を占めています。また懲戒処分等の状況では、懲戒処分または訓告等を受けたのは6320人で平成26年度から3357人減少。


合理的配慮―現場の対応事例

学校図書館での合理的配慮・上

今週の当コーナーのテーマは学校図書館における合理的配慮の在り方や考え方、読書支援などについて。2回にわたり専修大学の野口武悟教授に学校図書館での合理的配慮についてお聞きします。


教育の危機管理

ESDの推進に向けて

「持続可能な開発のための教育」と訳される「ESD」は、環境、貧困、人権、平和、開発といった社会における様々な問題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出す教育のこと。日本においてはユネスコスクールを中心に取り組みが行われているようですが、ESDの実施にあたっては、課題も少なくないと白梅学園大学元教授の佐藤正志さんは話します。

今週の本コーナーでは、ESDの実施における課題や推進について佐藤さんに詳しく解説して頂きます。


資料

「学習指導要領改訂」(答申)②

昨年12月21日に中央教育審議会がまとめた「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策について」(答申)の第1部「学習指導要領改訂の基本的な方向性」のうち、第4章の「2.学習指導要領等の改善の方向性」から第5章の「4.教科等を超えた全ての学習の基盤として育まれ活用される資質・能力」までを掲載します。

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