No.1479 「潮流」に国立映画アーカイブ館長 岡島尚志氏が登場!


「潮流」 岡島尚志氏(独立行政法人国立美術館・国立映画アーカイブ館長)に聞く㊤

平成30年4月、独立行政法人国立美術館の6番目の美術館として設立された国立映画アーカイブ。日本で唯一の国立映画専門機関として、映画の保存・研究・公開を通して映画文化の振興を図るため、次の3つの機能を有しています。①映画を保存・公開する拠点②映画に関するさまざまな教育拠点③映画を通した国際連携・協力の拠点。教育に関することでは、「こども映画館」や「優秀映画鑑賞推進事業」など、多様な観客層を対象に、映画を通して文化・芸術や歴史・社会を学ぶ機会を提供しています。また、中学生以下を対象に、中央ヨーロッパのアニメ作品を上映する「子ども映画祭」や映画の基礎を学びたい学生向けに解説付きの「映画の教室」などを実施。

今週のインタビュー「潮流」では、国立映画アーカイブ館長の岡島尚志さんに、詳しい活動内容や映画フィルムを保存することの意義などについて伺います。


特別企画

高校生の基礎学力定着のための研究のポイントは?

文部科学省で行われている高校生の基礎学力の定着に向けた学習改善のための調査研究事業。このほど平成30年度の採択事業が公表。全国で16教委が調査研究を実施することとなりました。主なテーマは「高校生のための学びの基礎診断」導入や学習改善のためのPDCAサイクルなどのカリキュラム・マネジメントの在り方など。実践研究校での主な傾向を探ります。


解説・ニュースの焦点

高卒の就職率98.1%、大卒は98.0%に

文部科学省は5月18日、新規高卒者の就職状況の調査結果を公表。3月末で98.1%(前年同期比0.1増)となり27年ぶりの高水準を記録。また同日に公表された大卒等の就職状況では、大学生の就職率は98.0%と過去最高に。

全国学力調査のデータ、教育改善・研究目的で提供へ

全国学力・学習状況調査の個票データ等の貸与に関する有識者会議が5月18日に開かれ、「匿名データの貸与の取扱い」が決定されました。利用申し出は随時受け付けし、学術研究や施策の立案等の調査研究などで活用するとのこと。


資料

①平成30年3月新規高等学校卒業者の就職状況(平成30年3月末現在)

文部科学省は5月18日、平成30年3月新規高等学校卒業者の就職状況(平成30年3月末現在)に関する調査結果を公表。本調査は昭和51年度から実施されており、対象は国立、公立、私立の高等学校。同調査の結果を掲載します。

②平成29年度大学等卒業者の就職状況調査(平成30年4月1日現在)

文部科学省と厚生労働省は5月18日、平成29年度大学等卒業者の就職状況調査(平成30年4月1日現在)等の結果を公表。国立大学、公立大学、私立大学、短期大学、高等専門学校、専修学校の計112校、6250人を対象に実施されました。調査結果の概要を掲載。

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