No.1344 潮流にて「数理情報科学の問題解決能力を」を掲載!

週刊教育資料 2015年6月1日号

潮流 数理情報科学の問題解決能力を

筧捷彦・特定非営利活動法人情報オリンピック日本委員会理事長

高校生以下の生徒の中から数理情報科学的な能力を持つ生徒を見出し、才能の育成を助け、国際情報オリンピックに日本代表選手として派遣するための事業なども実施する情報オリンピック日本委員会。その他にも、数理情報科学に関する調査や、研究、普及など多様な活動を実施し、日本の将来に必要な情報産業を支える人材の養成に寄与しています。

今週のインタビュー「潮流」には、同委員会の筧捷彦理事長が登場。筧氏に、科学オリンピックの詳細や子どもたちへのプログラミング教育について、学校現場の先生に伝えたいことなど詳しくお話を伺います。


解説・ニュースの焦点【1】

大卒、高卒の就職率がともに上昇

文部科学省と厚生労働省が5月19日、大学等卒業者及び高等学校卒業者の就職状況調査を公表しました。大学は96.7%と前年同期比2.3ポイント増、高校生の就職率は97.5%で、平成4年3月以来、23年ぶりの高水準という結果に。

今週の「解説・ニュースの焦点」で、具体的な数値を踏まえたうえで、調査結果の詳細をお伝えします。


解説・ニュースの焦点【2】

中学校夜間学級、生徒の8割は外国籍

文部科学省がこのほど、中学校夜間学級の設置ニーズ、学習指導の実態などについて初めて詳細な調査を実施し、分析を行いました(中学校夜間学級等に関する実態調査)。中学校夜間学級を設ける学校数は8都道府県に31校、生徒数は1,849人で、うち1,498人が外国籍という結果に。

今週の「解説・ニュースの焦点」で、表も掲載したうえで、調査結果を詳しくお伝えします。


特別企画 アクティブラーニング支える情報機器

-最新の展示会から

5月20日から3日間にわたり、第6回「教育ITソリューションEXPO」が開催。デジタル教科書や「反転授業」、「アクティブラーニング」につながる、教育へのICT活用の最先端機器やソフトなどが展示され、新しい「学びの形」への提案が目立つ催しとなりました。

今週は「特別企画」として、実際に展示された機器も紹介し、展示会の模様をお伝えします。


特別資料

自由民主党教育再生実行本部・「チーム学校」に関する提言

5月12日、自由民主党の教育再生実行本部(遠藤利明本部長)が第四次提言をまとめました。

今週の「特別資料」にて、チーム学校部会(福井照主査)の提言内容を掲載します。


校長講話

続・戦後70年の決意 -生徒、保護者への呼びかけ-

岩瀨正司・元全日本中学校長会会長

No.1336号で岩瀨正司氏に「子どもたちの平和の心を育てること」をテーマとした講話を紹介してもらいました。教育者として子どもや保護者に、あらゆる機会を通じて戦争の悲惨さと平和の尊さを訴えていくことは重要なことです。

今回は「続・戦後70年の決意」として、「心の中に平和のとりでを築く」講話例、全校保護者会における「平和の心を持った生徒を育てたい」気持ちを伝える講話例を紹介してもらいます。


教育の危機管理

地球環境の危機と教育

廣瀨裕一・上越教育大学副学長

近年、国内各地で発生している竜巻や猛暑・豪雨。このような異常気象は地球温暖化と無関係でないとされています。人類の存亡にもかかわる重大な危機であるにも関わらず、深刻に捉えられていない地球温暖化。地球環境の危機に対し、教育は何をすべきか。上越教育大学の廣瀨裕一副学長に詳しくお話を伺います。


教育問題法律相談

児童と同居していない親に児童の情報を伝えることの当否

澤田稔・弁護士

児童と同居していない父親が学校に子どもの様子を尋ねてきた場合、情報を伝えるべきなのでしょうか。また、同居している母親から父親に情報を伝えないで欲しいと言われている場合は。

弁護士の澤田稔氏に、親権の定義を考えたうえで詳しく解説してもらいます。

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