No.1252 潮流にて「教科に強い教員を養成(松田正久)」を掲載!

週刊教育資料 平成25年5月20日号

潮流

教科に強い教員を養成

松田正久・愛知教育大学学長

今回のインタビュー「潮流」に登場するのは愛知教育大学学長の松田正久氏です。

教員養成を主軸に教養教育を重視した改革の結果、正規教員の就職者数が全国1位となった愛知教育大学。

科学やものづくりに強い教員の養成や市民性や多文化リテラシー育成にも力を入れて取り組んでいるといいます。

愛知教育大学の教育改革はどのようにして行われているのか、お話を伺います。


特別企画

学生意識、大学改革とズレ

ベネッセ調査から

ベネッセ教育開発研究センターがまとめた「第2回大学生の学習・生活実態調査」報告書について解説。

2008年実施の前回調査と比較したところ、大学側が学生の主体的な参加が必要なアクティブ・ラーニング型の授業を取り入れているのに対して、実際に授業を受ける学生側は授業に受け身な姿勢なままで「主体的な学び」に転換している状態にはなっていないという現状が明らかに。

こうしたズレの要因はどこにあるのでしょうか。

高校までの教育の在り方の再点検や、改革が進む大学教育と学生の意識のとのミスマッチが課題となりそうです。


教育問題法律相談

集中連載 体罰問題

体罰自殺による責任

澤田稔・弁護士

毎号教育関係者からの質問に対し、弁護士の方に回答していただく連載「教育問題法律相談」。

今回は「教師から体罰を受けた生徒が帰宅後自殺した場合、遺族側が学校側に責任追及ができるのか?」という質問に対し、弁護士の澤田稔氏が回答します。

体罰が違法であること、生徒の死亡が自殺であること、両者の間に因果関係があることが学校側に損害を請求するための要件となることを前提に過去の判例を紹介。

体罰による児童・生徒の自殺が社会問題化している現在における体罰と自殺の因果関係への法律上の解釈について解説します。

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