No.1286 特別企画にて「どう進める?小学校からのグローバル教育」を掲載!

週刊教育資料 平成26年2月17日号

特別企画

どう進める? 小学校からのグローバル教育

東京学芸大学附属大泉小学校で発表会

今注目されている「グローバル社会に生きる力」を育てるための教育。

英語教育だけでなく、異文化間での対応能力やそれらを支える基礎学力、人格的な基盤も含めたトータルな教育の在り方が問われています。

今週は特別企画として、1月25日に東京学芸大学附属大泉小学校で開かれた全国公開研究発表会のリポートを掲載。

「対話を通した異文化間教育」や「英語教育」、「日本語教育」のカリキュラムでの実践内容をお伝えします。

また、同研究発表会にあわせて行われた神代浩氏(文部科学省初等中等教育局国際教育課長)、井上洋氏(日本経済団体連合会社会広報本部長)、佐藤郡衛氏(目白大学副学長)によるパネルディスカッションの模様もお届けします。


潮流

難病の子どもと家族を支える

小林信秋・認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク会長

認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク会長の小林信秋氏がインタビュー「潮流」に登場します。

日本におよそ20万人いると言われる小児の難病(小児慢性特定疾患)と戦う子どもたち。

小林氏はこの子どもたちには乳幼児期から児童期、思春期までに応じて医療だけでなく教育や福祉、社会生活など周辺のことも支えていく必要があると訴えます。

1998年から活動を開始した「難病のこども支援全国ネットワーク」が行っている相談活動やキャンプなどでの交流活動、シンポジウムなど社会啓発の活動は全国各地に広がっています。

サマーキャンプやピアサポート活動など、具体的な取り組みについて詳しくお話を伺います。


解説・ニュースの焦点

中高一貫教育校、9校増え450校に

文部科学省は2月4日、各都道府県等の高等学校教育の改革に関する推進状況(平成25年4月1日現在)の調査結果を公表。

中高一貫教育校は平成24年度の441校から9校増えて450校になりました。

中高一貫教育制度はこれまでの中学校・高校に加えて、生徒や保護者が中高一貫教育も選択できるようにすることにより、中等教育の一層の多様化を図る目的で平成11年4月から制度化されています。

このほか総合学科の設置は11校増えて363校に、単位制高校は14校増えて974校となりました。

今週の「解説・ニュースの焦点」ではこの調査結果について詳しくお伝えします。


資料

「中学校学習指導要領解説」及び「高等学校学習指導要領解説」の一部改訂について

文部科学省は1月28日、「中学校学習指導要領解説」及び「高等学校学習指導要領解説」の一部について改訂しました。

今週号の巻末「資料」では関連資料とともに、今後の教科書改革に向けた総合的な政策パッケージ「教科書改革実行プラン」(平成25年11月15日)を掲載します。

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