No.1424 教頭実務ガイダンスで「道徳教育の充実」を掲載!
教頭実務ガイダンス
道徳教育の充実
学習指導要領改正により、従来の「道徳の時間」は、小学校では平成30年度、中学校では同31年度から「特別の教科 道徳」として実施されます。「道徳の時間」は他教科に比べて軽んじられていることや、登場人物の心情理解のみに偏った形式的な指導が行われる例があることなどの課題が指摘されており、それらを解決・改善するために今回の改定が行われました。
今週の当コーナーでは、さいたま市立鈴谷小学校校長・全国公立学校教頭会顧問会幹事の神座達也さんに今回の改定の概要のまとめを踏まえて、教職員への指導・助言の要点を整理していただきます。
「潮流」 中塚史行氏(NPO法人教育サポートセンターNIRE代表)に聞く㊦
今週も引き続き中塚さんへのインタビューを掲載。今回は、若者の就労支援、校種間の支援の引継などを中心にお話をうかがいます。
管理職必携 安心安全の新常識
金融詐欺で年金、退職金を失わないための自衛策㊤
今回のテーマは「金融詐欺について」。毎年3月に警察庁が発表している「生活経済事犯の検挙状況等について」によると、今回のテーマに関わる「利殖勧誘事犯」の被害額は減少傾向にあるそうです。しかしながら、2016年には、113億円もの被害額となった詐欺事件がありました。どのような手口で被害者は騙されてしまうのでしょうか?
金融ジャーナリスト・有限会社JOYnt代表の鈴木雅光さんに、「金融詐欺」について解説していただきます。
解説・ニュースの焦点
高等教育の将来構想を諮問 中教審
第9期中央教育審議会3月6日、初会合を開催。教育振興基本計画部会の設置を決定しました。また、新たに諮問された「我が国の高等教育に関する将来構想について」では、検討事項として、各高等教育機関の強化に向けて早急に取り組むべき方策、変化への対応や価値の創造等実現するための学習の質の向上に向けた制度等の在り方などが挙げられました。
国立養成大学・学部の課題・方向性を整理 文科省有識者会議
文部科学省の「国立教員養成大学・学部、大学院、附属学校の改革に関する有識者会議」が2月22日の会合で、これまでの意見を踏まえた「主な課題と方向性」をもとに議論。基本的な方向性として、「教員の養成から現教職員の教育・研修の重点化」や「教職大学院を中心にした大学・学部の改革」などが示されました。
特別資料
内閣府「青少年のインターネット利用環境実態調査」(速報)
内閣府は2月28日、平成28年度青少年のインターネット利用環境実態調査の結果(速報)を公表。本調査は、平成21年に施行された青少年インターネット環境整備法のフォローアップのための基礎データを得ることを目的として実施されました。平成28年11~12月に、満10歳~17歳の青少年3284人、その保護者が回答。結果の概要を掲載します。