No.1288 特別企画にて「リアルな体験から科学教育を」を掲載!

週刊教育資料 平成26年3月3日号

特別企画

リアルな体験から科学教育を

今週は特別企画として、2月16日に東京・小金井市の中央大学附属中・高等学校で開催されたNPO法人体験型科学教育研究所(リアルサイエンス、秋山仁理事長)の第8回体験型科学教育フォーラムと第2回リアルサイエンス研究大会をリポート。

リアルな体験をベースにした剥がれ落ちない学力を身につける教育を普及しようと、全国の教育関係者が意見交換を行いました。

ハムスターなどの生きている動物を扱った行動観察や、スマートフォンの加速度センサーを使用して物体の運動や速度、加速度、働く力などを考える「体験授業」の実践をはじめ、一線の研究者などによる講演や、多彩な事例発表・研究発表の模様をお伝えします。


前中学校長 浅田課長の文科省日誌

浅田和伸・文部科学省高等教育局高等教育企画課長

前東京都品川区立大崎中学校校長で現在、文部科学省高等教育局高等教育企画課長の浅田和伸氏が自身の日常を記す「浅田課長の文科省日誌」。

今回は1月31日から2月14日の風景をお届けします。

他局との打ち合わせや勉強会などで多忙な文部科学省の業務。

ソチオリンピックではスノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢選手や平岡卓選手、フィギュアスケートの羽生結弦選手など10代の若者が活躍。

一方、東京は2週続きの大雪に。

その時々で浅田氏が感じたこと、考えたこととは。


マイオピニオン

すべての子どもの学力保障のために作業記憶の訓練を

品川裕香・教育ジャーナリスト

コラム「マイオピニオン」では教育ジャーナリストの品川裕香氏が登場します。

学力保障のためには教育や学習が効果的に行えるような発達的な素地である「学習レディネス」、その中でも特に「作業記憶」の強化が必須だという品川氏。

将来の社会不適応を予防するために子どもの「学力の“徹底”保障」の必要性を訴えます。


資料

道徳教育に係る教育課程の改善等について(諮問)

下村博文文部科学大臣は2月17日、中央教育審議会に対して「道徳教育に係る教育課程の改善等について」を諮問しました。

今週の巻末「資料」では、諮問理由のほか、道徳教育の概要についての文部科学省資料、平成25年12月26日の道徳教育の充実に関する懇談会の「今後の道徳教育の改善・充実方策について」(報告)の概要などの関連資料を掲載します。

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