No.1484 「潮流」に「音」を「楽」しむONGAKUの会理事長 池田邦太郎氏が登場!
「潮流」 池田邦太郎氏(NPO法人「音」を「楽」しむONGAKUの会理事長)に聞く
「音」を「楽」しむ体験を通して子どもたちの心を育てる活動を行うNPO法人「音」を「楽」しむONGAKUの会。国内外の小学校や特別支援学校で、「音を楽しむONGAKU」の公開授業やワークショップを実施しています。理事長の池田邦太郎さんは音楽大学卒業後、小学校に勤務。そのときに、特別支援学級の子どもたちが音を出して楽しむ様子を目の当たりにしたことが現在の活動につながっているといいます。
池田さんが考案した手作り楽器「マリンカン」。コーヒー缶を2つ使い、片方の缶に水を入れてつなぎ合わせたもので、傾けると海の底のような音が。缶の本数を変えるとさらに面白い音がでるそうです。このような手作り楽器を作ったり聴いたりする活動は心を育て、コミュニケーションの力を育てることになると池田さんは話します。今週のインタビュー「潮流」では同法人理事長の池田邦太郎さんに設立の経緯や活動内容について詳しく伺います。
管理職必携 安心・安全の新常識
日焼け止めを上手に使う方法とは
今週も引き続き、子どもの紫外線対策について日本臨床皮膚科医会学校保健委員会委員長の島田辰彦さん(島田ひふ科院長)に解説していただきます。今回の主なテーマは日焼け止めの効果的な塗り方やプールでの日焼け止めの使用など。
「学校における水泳プール保健衛生管理(日本学校保健会)」平成28年度改訂版によると、現在プールの授業で日焼け止めクリームの使用を許可している学校は40.0%~53.9%。日焼け止めクリームの使用に対する理解が広まりつつあるといいます。
解説・ニュースの焦点
環境教育で「体験の機会の場」活用など閣議決定
政府は6月26日、環境教育等促進法に基づき、「環境保全活動、環境保全の意欲の増進及び環境教育並びに共同取り組みの推進に関する基本的な方針」を変更し、閣議決定。今後の学びの方向性として体験活動を重視し、体験活動の認定制度である「体験の機会の場」の積極的な活用を図ることなどを具体的な施策として挙げました。
プログラミング教育、予算・人材・情報の不足が課題
文部科学省は6月22日、昨年3月に公示された新学習指導要領で、小学校におけるプログラミング教育の計画的実施が明記されたことを踏まえて、全国の教育委員会での取り組み状況をまとめ、公表。調査によると、最も多かった回答は「プログラミング教育の情報収集をしている、もくしは特に取り組みをしていない」で69%。また、取り組んでいるところでは、予算、人材、情報の不足が課題と回答。
資料
学校における医療的ケアの実施に関する検討会議の中間まとめ
文部科学省は6月20日、学校における医療的ケアの実施に関する検討会議の中間まとめをについて通知。同検討会議では、引き続き、人工呼吸等の管理にあたっての留意事項や看護師、教職員の研修機会の在り方などについて整理し、最終報告の取りまとめに向けて検討を進めるとのこと。同通知と関連資料を掲載します。