No.1488 「潮流」に生活数学ネットワーク代表 岡部進氏が登場!
「潮流」 岡部進氏(生活数学ネットワーク代表)に聞く
「生活数学」の必要性を提唱してきた生活数学ネットワーク代表の岡部進さん。講演などで「今日は数学しましたか?」と聞くと、ほとんどの人が手を挙げないそうです。しかし、朝起きて時計をみたり、顔を洗ったりなど、日常の何気ない行動の中にも、数や量の概念を意識することがあります。どこにでも数学がある―。そのことに気付くのが、生活数学の狙いだといいます。
今週のインタビュー「潮流」では、生活数学ネットワーク代表の岡部進さんに「生活数学」やこれからの数学教育について、詳しく伺います。
特別企画
学校給食費、無償化の現状は?
文部科学省は各自治体における学校給食費の無償化等の実施状況と完全給食の実施状況を初めて調査し、結果を7月27日に通知。小・中学校ともに無償化を実施していたのは76自治体で全体の4.4%という結果に。無償化を実施している自治体の70%以上は人口1万人未満でした。
今回の「特別企画」では、無償化の動機や成果、課題などを探ります。
ここがポイント!新学指導要領
小・中の学習指導要領で「Q&A」⑪
平成29年3月に公示された小学校及び中学校の学習指導要領等に対して、文部科学省では、これまでの質問を踏まえ、「Q&A」にまとめて暫定的に同省ホームページで公開中。今回は小学校外国語活動、外国語科の主な内容について紹介します。
合理的配慮 現場の対応事例
保護者との合意形成やプロセス事例でハンドブック 茨城・中
前回(8月6・13日付)に続き、茨城県教育研修センターが平成29年3月に作成したパンフレット「30分で分かるインクルーシブ教育システムと合理的配慮」から仮想事例の一部を紹介。
解説・ニュースの焦点
小学生643万人、中学生325万人で過去最低を更新
文部科学省は8月2日、平成30年度学校基本調査(速報値)を公表。小学校児童数は約643万人、中学校生徒数は約325万人でいずれも過去最低を更新しました。その一方で、認定こども園は9万6000人、特別支援学校も1000人増加するという結果に。
中学校理科正答率が前回を13ポイント上回る
文部科学省は7月31日、4月に実施した平成30年度全国学力・学習状況調査の結果を公表。3年ぶりに実施した理科の正答率が前回より13ポイント上回り、中学校で大きく改善。一方で小学校の算数Aでは、約15ポイント減少。質問紙調査では、「自分によいところがある」と肯定的に回答した児童生徒の割合が増加し、約8割に上りました。
資料
平成30年度全国学力・学習状況調査の結果(概要)
文部科学省は7月31日、平成30年度全国学力・学習状況調査の結果を公表。調査結果のうち、教科、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善、学校運営、理科に関する状況の結果を掲載します。