No.1289 事務新時代にて「高校の授業料無償の所得制限(中村文夫)」を掲載!
事務新時代
高校の授業料無償の所得制限
中村文夫・教育行財政研究所主宰、専修大学非常勤講師
今週の「事務新時代」では、教育行財政研究所主宰の中村文夫氏が高校の授業料無償の所得制限について問題提起します。
平成26年度の高校入学者から高校授業料の無償化制度が改正され就学支援金の交付に所得制限が行われることに。
中村氏は今回の制度改正について制度設計上の疑問や学校事務における実務上の問題点を訴えます。
新しい学校財政の理念とは。
学校財政の在り方が今、問われています。
解説・ニュースの焦点
高大接続特別部会、達成度テスト(発展)の論点を提示
中央教育審議会の高大接続特別部会の第12回会合が2月19日開かれました。
「審議の経過」についての構成案や高大接続・大学入学者選抜の改善についての基本的な考え方、必要と考えられる取り組み、達成度テスト(発展レベル)の論点などをもとに審議しました。
今週の「解説・ニュースの焦点」では、この審議の内容について詳しくお伝えします。
大学は今
グローバル人材育成を念頭に置いた初年次教育
立山博邦・立命館アジア太平洋大学教育開発、学修支援センター副センター長、准教授
大学全入時代を迎え、学生の学力・学習意欲の低下や目的意識の希薄化が問題視されています。
この対策として、新入生を対象とした高校から大学への移行支援プログラム「初年次教育」が急速に普及しています。
「大学は今」では、今回から2回にわたり立命館アジア太平洋大学における初年次教育の概要と特色のある取り組みについて立山博邦氏(立命館アジア太平洋大学教育開発・学修支援センター副センター長)が紹介します。
資料
中教審・初等中等教育分科会高等学校教育部会「審議のまとめ」素案(概要)
中央教育審議会の初等中等教育分科会高等学校教育部会は2月17日、第26回会合を開き、「審議のまとめ―高校教育の質の確保・向上に向けて」素案を元に審議しました。
今週の巻末「資料」では、素案の概要と「達成度テスト(基礎レベル)(仮称)」案を掲載します。