No.1357 潮流にて「全国の女性校長が連携して」を掲載!

週刊教育資料 2015年9月21日号

潮流 全国の女性校長が連携して

佐々木直子・東京都目黒区立中根小学校校長

結成以来65年間、全国の女性校長が連携し、義務教育の充実・発展に努めてきた全国公立小・中学校女性校長会。女性管理職の育成と、女性教員の資質向上や活躍の場の拡大を目指し、研究と実践を重ねてきました。

今週のインタビュー「潮流」には、同会の会長を務める目黒区立中根小学校の佐々木直子校長が登場。学校経営に女性ならではの視点をどう生かすか、女性校長・管理職を増やしていくために必要なことなど、佐々木校長に考えを詳しく伺います。


解説・ニュースの焦点

不登校児童生徒への支援策で中間報告

文部科学省の不登校に関する調査研究協力者会議が8月31日、中間報告をまとめました。副題は、「一人一人の多様な課題に対応した切れ目ない組織的な支援の推進」。報告では、不登校児童生徒の将来的な社会的自立に向けた支援を進めるとともに、学校間で連携した支援ができるように「児童生徒理解・教育支援シート」の試案も示されました。

今週の「解説・ニュースの焦点」で、中間報告の内容を詳しく解説します。


特別企画

規範意識が向上傾向、話し合い活動と学力にも相関

先日結果が公表された平成27年度の全国学力・学習状況調査。児童生徒への質問紙調査の他、学力と学校における指導について新たに、「学習活動の在り方との関係」などが設問に加わっています。

今週は「特別企画」として、これらの調査結果のポイントをまとめ、解説します。


校長講話 校長が行う、とっさの時の危機回避術

野口晃男・元岩手県盛岡市立中野小学校校長

不登校問題が依然としてニュースを賑わす昨今、各地で対応策などが講じられています。不登校は、児童生徒やその家族の気持ちを考えると、早急な対応が求められるという野口晃男氏。

今週の「校長講話」では、野口氏にご自身の経験をもとにした、不登校児童生徒への対応策を教えてもらいます。段階を踏んで確信的に不登校の子どもに接した野口氏。どのような過程を経て、不登校だった子どもは学校にくるようになったのでしょうか。


通信・議会質疑 話題の質問ダイジェスト

体罰・不祥事等の対策②

週刊教育資料9月7日号に続いて、「体罰・不祥事等の対策」をお送りします。体罰や不祥事に関する質問と、質問に対する各地の教育長の回答をお届けします。

  • 教員の不祥事が頻出すれば、教員個人の責任に帰すだけでなく、組織運営上にも問題があると考えるのが当然であると思うが、教育長の見解は。(長野県議会)
  • 教職員のモラルの再教育についてどう考えているか。(沖縄県議会)
  • 公募校長による不祥事が多発している。人間教育の視点を重視した校長の登用に向けて、現在府立学校条例に定められている原則公募条項について、見直す時期に入っているのではないか(大阪府議会)
  • 最近の体罰における対策についてどうか(愛知県議会)

マイオピニオン

道徳教育の「質的転換」を進めよう

貝塚茂樹・武蔵野大学教授

道徳の教科化が迫り、道徳教育に関する話題が教育界を賑わせています。

「教科化されることで何が変わるのか」「これまでの道徳授業を着実に行えば問題ないのか」など、道徳に関する質問を受けることが多くなったと言う武蔵野大学の貝塚茂樹教授。貝塚教授は、道徳は今、道徳教育の「質的転換」を求めていると言います。

今週のコラム「マイオピニオン」では貝塚氏に、道徳教育の「質的転換」について解説してもらいます。

関連記事

ページ上部へ戻る