No.1386 「潮流」で「ディスレクシア(読み書き困難)の正しい認識を」を掲載!

週刊教育資料 2016年5月2.9日号

潮流 ディスレクシア(読み書き困難)の正しい認識を

藤堂栄子・NPO法人エッジ会長

知的能力や理解力には問題がないが、文字の読み書きに困難を示す学習障害であるディスレクシア。今週のインタビュー「潮流」では、ディスレクシアの正しい認識の普及や支援を目的に活動するNPO法人エッジの藤堂栄子会長にお話しを伺います。

ディスレクシアの子どもへの学習環境の整備や、支援体制の確立が今求められていると話す藤堂会長。具体的な支援策や教材の工夫などについて詳しく紹介してもらいます。


特別企画 幼児期までに育ってほしい力

中教審の教育課程部会で、審議されている次期学習指導要領の在り方。そのうち幼児教育部会では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿の再整理イメージ」資料がまとめられています。2030年の社会と子どもたちの未来を見据え、これまでの議論を再整理したもの。

今週は「特別企画」として、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿の再整理イメージ」資料のポイントを掲載します。


校長講話 「女性は子どもを産む道具?」

西林幸三郎・大阪芸術大学初等芸術教育学科教授

先日、大阪市の中学校長が「女性にとって最も大切なのは子どもを2人以上生むこと」といった内容の発言をし、物議を醸しました。時代錯誤とも取れ、多感な時期にある生徒たちの価値観に多大な影響を及ぼす発言を学校のトップがしたことに無関心ではいられなかったと話す西林幸三郎教授。

今週の「校長講話」は、西林教授に、前述の中学校長の講話を引き合いに出したうえで、人間の多様な生き方を認める大切さを伝える講話を紹介してもらいます。


教育の危機管理 王様子ども

石橋昌雄・立正大学特任准教授

思い通りにならないと暴れ出し、気に入らないと大声を上げ泣きわめく…

「王様子ども(王様のような子ども)」の扱いが教育現場で課題となっているようです。小学校の問題行動調査では、暴力行為が増加傾向にある昨今、果たして学校や教師はどのように対応していけばよいのでしょうか。

今週の「教育の危機管理」で、石橋昌雄准教授に「王様子ども」の特徴や対処について詳しく解説しもらいます。


教育問題法律相談 ワンクリック詐欺への対応

佐藤香代・弁護士

メールに記載されたURLを興味本位でクリックし、高額な支払を求めるメールが届くようになったと生徒から相談が。親に知られることや迷惑をかけることを悩んでいる様子です。子どもからこのようなワンクリック詐欺に関する相談を受けた場合、どのように対処すればよいのでしょうか。

「教育問題法律相談」で、弁護士の佐藤香代氏に請求に応じる義務に関する観点から詳しく解説してもらいます。


資料

「2020年台に向けた教育の情報化に関する懇談会」中間取りまとめ

文部科学省の「2020年代に向けた教育の情報化に関する懇談会」は4月8日、中間取りまとめを公表しました。

今週の巻末「資料」で、「Ⅱ 基本的な考え方」、「Ⅲ 各分野における課題と対応」、「Ⅳ 本懇談会における今後の検討の進め方」の全文を掲載します。

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