No.1368 校長講話にて「人間愛を貫いた日本人 杉原千畝」を掲載!

週刊教育資料 2015年12月14日号

校長講話 戦後70年の決意

-人間愛を貫いた日本人- 杉原千畝

岩瀨正司・元全日本中学校長会会長

今週の校長講話では、週刊教育資料No.1364に引き続き、「戦後70年の決意 -人間愛を貫いた日本人-」を掲載します。

今回登場するのは、戦前の日本の外交官であった杉原千畝。ナチス・ドイツによるユダヤ人迫害の時代、本国の命令に背いて独断で渡航ビザを発行し、6000人に及ぶユダヤ人を救ったと言われる人物です。戦後は不遇の時代が続いていましたが、最近では映画『杉原千畝 スギハラチウネ』が公開されるなど、その功績が評価されています。岩瀨正司氏に、杉原千畝を題材とした全校朝会での講話例を紹介してもらいます。


教育の危機管理 家庭教育の危機

石橋昌雄・東京都板橋区立板橋第十小学校校長

子どもをきちんとしつけることができない家庭はいつの時代もあるものです。しかし、最近は程度が深刻化し、その影響が学校に及んでくることも。板橋第十小学校の石橋昌雄校長は、まともに子育てしている家庭は多いが、そうでない家庭が増えることは子どもにとって、学校教育にとって深刻な危機であると言います。

今週の「教育の危機管理」で、前任校で実際にあった事例をもとに、家庭教育の重要性について石橋校長に伺います。


教頭実務ガイダンス

食育の推進における教頭・副校長の役割

生活習慣と学力のつながりが重要視される昨今、食育への取り組みが各校において推進されています。食育の推進に教頭・副校長としてどのように関わっていけばよいのか。

今週の「教頭実務ガイダンス」で宇都宮市立田原中学校の宇賀神貴校長に、「共食」や学校給食の充実、地産地消などを踏まえて、そのポイントを解説してもらいます。


教育問題法律相談 不退去について

澤田稔・弁護士

保護者が連日学校を訪ねてきて、何時間も質問や要望をしてくる場合、何か法的に対処できることはあるのでしょうか。保護者とのコミュニケーションは信頼関係を築く上でも重要なことですが、他の業務に差し当たりが出てしまっては元も子もありません。

今週の「教育問題法律相談」で、弁護士の澤田稔氏に詳しく解説してもらいます。


自著を語る 近藤正高・ライター

タモリと戦後ニッポン(講談社現代新書)

今週の「自著を語る」には、「タモリと戦後ニッポン」(講談社現代新書)の著者、近藤正高氏が登場します。国民的タレントであるタモリを通して、戦後のニッポンの歩みを振り返るというコンセプトの本書。

タモリの人物像やその特徴を踏まえて、近藤氏が子どもたちに身につけてほしいと考える素養について教えてもらいます。


資料

文部科学省所管事業分野における障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応指針(全文)

文部科学省は11月9日、「文部科学省所管事業分野における障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応指針」を告示。「障害者差別解消法」において、主務大臣に所管する事業者が適切に対応するための「対応指針」の策定が義務付けられていました。

今週の巻末「資料」にて、「対応指針」の全文と「別紙」の関連資料全文を掲載します。

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