No.1274 解説・ニュースの焦点にて「大学入試改革等で第四次提言」を掲載!

週刊教育資料 平成25年11月11日号

解説・ニュースの焦点

大学入試改革等で第四次提言

教育再生実行会議

政府の教育再生実行会議は10月31日、第四次提言として「高等学校教育と大学教育との接続・大学入学者選抜の在り方について」をまとめました。

提言では「達成度テスト(仮称)」の「基礎レベル」を高等学校で、「発展レベル」を大学入試で活用することを求めています。

また大学には多面的・総合的に評価・判定する入学者選抜への転換を求めています。

この第四次提言の内容について本誌で詳しくお伝えします。


解説・ニュースの焦点

教育委員会を執行機関として残すべき7割

全国都道府県教育委員会連合会

中央教育審議会の教育制度分科会は10月29日、地方教育行政の関連5団体から「審議経過報告」へのヒアリングを実施。

「教育委員会を執行機関として残すべき」とする意見が約7割を占めたとする調査結果などが報告されました。

現場からの意見を受け、教育委員会制度改革の今後の動向はどうなっていくのでしょうか。

巻末資料「今後の地方教育行政の在り方について(審議結果報告)‹概要›」とあわせてご覧ください。


大学は今

高等教育機関におけるキャリア教育の導入と課題

中里弘穂・福井県立大学キャリアセンター副センター長

若者の早期退職率が高止まりを続け、非正規雇用者として社会人のスタートを切る若者が少なくない状況の下、若者の職業観・人生観を醸成しコミュニケーション能力、行動力を育成するキャリア教育が必要とされています。

連載「大学は今」では今週から2回にわたり「高等教育機関におけるキャリア教育の導入と課題」というテーマのもと、福井県立大学キャリアセンター副センター長の中里弘穂氏にキャリア教育の学習内容や効果、今後の課題などについて解説してもらいます。

1回目はキャリア教育が大学等に導入された背景と科目での学習内容について取り上げます。

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