No.1343 教育の危機管理にて「望ましい学校風土の構築を目指して」を掲載!

週刊教育資料 2015年5月25日号

教育の危機管理

望ましい学校風土の構築を目指して

佐藤正志・白梅学園大学子ども学部教授

どのような組織にも存在する、独特の雰囲気や構成員が共通して持っている考え方などといった行動様式。学校にもこのような組織風土は存在し、「学校風土」と呼ばれています。充実した教育活動を進めるためには悪しき学校風土を改めていく必要がありますが、変革することは容易ではありません。学校風土の根底にあるものは何なのか、また、望ましい学校風土を構築していくにはどうすればよいのでしょうか。

今週の「教育の危機管理」で、白梅学園大学子ども学部の佐藤正志教授に、困難な組織風土改革を実現するための視点を伺います。


解説・ニュースの焦点

デジタル教科書の位置付けで検討会議設置-文科省

いわゆる「デジタル教科書」の教育効果や制度的な位置付け、費用負担の在り方などを検討する会議の初会合が5月12日に開かれました。座長は東北大学大学院教授の堀田龍也教授。初会合では、今後の検討課題などが確認され、今後、紙と電子媒体との違いをどう教育的に考えるかなどを検討していく見込み。

今週の「解説・ニュースの焦点」で、会議での検討課題などを詳しく解説します。


実践!校長塾 学び合いが生きる学校に

石橋昌雄・東京都板橋区立板橋第十小学校校長

今週の「実践!校長塾」は、板橋区立板橋第十小学校の石橋昌雄校長にお話を伺います。平成23年度に赴任してから、教育目標に「学び合い」を掲げ、学び合える学校づくりを学校経営の重点としてきたという石橋校長。これまで、教師の本業は授業であるとしたうえでさまざまな研究に取り組んできたそうです。

今週の「実践!校長塾」で、同校における「学び合い」のポイントとなる若手教師の育成を中心に詳しく解説してもらいます。


管理職必携 安心・安全の新常識

睡眠と子どもの自立等の関係調査

文部科学省は5月2日、「睡眠を中心とした生活習慣と子どもの自立等との関係性に関する調査」の結果を公表しました。睡眠を中心とした生活習慣と自立や心身の不調との関係性を明らかにするため、全国の小・中・高校生を対象に実施された同調査。高校生の3人に1人が睡眠不足を感じているなど、子どもたちの睡眠に関する実態が明らかになりました。

今週の「管理職必携 安心・安全の新常識」にて、調査結果のポイントを紹介します。


高校現場最前線

主体的に課題を解決できる山梨発グローバルリーダーの育成

山梨県立甲府第一高等学校

平成16年度から3年間SELHiの指定をうけるなど、実践的な英語力の育成に努める山梨県立甲府第一高等学校。スーパーグローバルハイスクール(SGH)にも指定されており、様々な国際舞台で活躍できる人材の育成を目指しています。

今週の「高校現場最前線」で、SGH指定初年度に同校で実施された主な取り組みや、今後の目標について、赤池亨校長に詳しく紹介してもらいます。


資料「子供の生活力に関する実態調査」報告書(概要)

国立青少年教育振興機構

独立行政法人国立青少年教育振興機構は5月1日、「子供の生活力に関する実態調査」報告書を公表しました。「生きる力」の要素として、具体的な生活に関する行為・技術の習得状況や、体験活動・生活環境・保護者の子どもとの関わりなどについて調査。小学校4~6年生、中学2年生、高校2年生及びその保護者が対象となりました。

今週の巻末「資料」では、同調査の概要について掲載します。

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