No.1442 特別企画にて「教員の出退勤時刻管理の実態は?」を掲載!
特別企画
教員の出退勤時刻管理の実態は?
中教審の特別部会は7月11日、教員勤務実態調査の追加集計の結果を公表。集計された内容は、校長・副校長・教頭の業務内容別勤務時間や学納金の処理、出退勤管理等の取り組み、校務支援システムやICT機器の設置状況など。
今回の「特別企画」では、集計結果のうち、出退勤管理等の取り組みについてまとめました。
合理的配慮―現場の対応事例
教員向けにハンドブック 東京都板橋区・下
前回(7月17日付1440号)に引き続き、東京都板橋区が作成した教職員向けのハンドブック「障害者差別解消法ハンドブック」の内容を紹介します。今回は、構音障がいや聴覚障がいなどを中心に、小・中学校の全学年で各教科や生活全般で活用できる事例について。
教育の危機管理
熱中症事故のリスク
今週の当コーナーのテーマは「熱中症事故」について部活動中の熱中症で教職員が対応を誤り重大事故につながり、訴訟になったケースも少なくありません。実際の判例を踏まえて、上越教育大学教授の廣瀨裕一さんに熱中症事故について解説していただきます。
ここがポイント!新学習指導要領
学習指導要領「解説」のポイント・中学校「総則」編
文部科学省が6月から7月にかけて公表した「解説」から、今回は中学校学習指導要領解説「総則」編のポイントを紹介。
教育問題法律相談
熱中症予防に関する環境整備義務
今週は熱中症対策に力を入れたいと考えている中学校の校長先生からの質問。「過去の裁判例などから、参考にするべき事案はありますか」
過去には熱中症を予防する環境を整備していなかったとして学校側の過失を認めたケースもあるようです。どのような事に注意すべきなのでしょうか。
この質問に弁護士の佐藤香代さんがお答えします。
解説・ニュースの焦点
公立小・中学校の耐震化率98.8%に
文部科学省はこのほど、今年4月1日現在の公立学校施設の耐震改修状況フォローアップ調査の結果を公表。公立小・中学校の構造体の耐震化率は前年度から0.7ポイント上昇の98.8%に。また、屋内運動場等の吊り天井落下防止対策の実施率は2.1ポイント上昇して97.1%となりました。
働き方改革で特別部会が初会合
初等中等教育分科会の「学校における働き方改革特別部会」は7月11日、初会合を開催。初会合では、平成28年度の教員勤務実態調査の速報や教員の働き方改革に関するヒアリング結果などが報告されました。また、今後の検討事項として、学校が担うべき業務の在り方、教職員が担うべき業務の在り方などが挙げられました。
資料
「大学入学共通テスト実施方針策定に当たっての考え方」
文部科学省は7月13日、高大接続改革の実施方針等の策定について公表。このうち、「大学入学共通テスト実施方針策定に当たっての考え方」を掲載します。