No.1340 潮流にて「校長は人をつなげるコーディネーター」を掲載!

週刊教育資料 2015年4月27日号

潮流 校長は人をつなげるコーディネーター

木村泰子・前大阪市立大空小学校校長

先週号(No.1339号)に引き続き、インタビュー「潮流」には前大阪市立大空小学校校長の木村泰子さんが登場。大空小学校で行ってきた取り組みが、映画「みんなの学校」として上映され、全国から大きな反響が寄せられています。

子ども、教師、保護者、地域…、「みんなの学校」であるために、教育者は「教える人」から「学ぶ人」へと意識を変える必要があるという木村さん。
大空小学校と地域の関係や、コーディネーター役として周りと関わる校長像などについて詳しくお話を伺います。


解説・ニュースの焦点

スーパー食育スクールで30事業35校を新規指定

文部科学省は4月14日、平成27年度スーパー食育スクール(SSS)の30事業35校を指定しました。指定期間は1年間。食育を通じた学力向上、健康増進、地産地消の推進、食文化の理解など、食育の多角的な効果について科学的に検証し、成果を普及・啓発していきます。

今週の「解説・ニュースの焦点」にて、平成27年度のスーパー食育スクールの新規指定校と学校ごとのテーマを踏まえ、同事業について詳しくお伝えします。


特別資料

「育成すべき資質・能力と、学習指導要領等の構造化の方向性について」

次期学習指導要領の在り方を検討している中教審の教育課程部会・教育課程企画特別部会が4月15日に開かれました。

今週は「特別資料」として、同会で配布された「今後の教育課程の在り方について(これまでの議論の要点のまとめ案・整理中)」のうち、「育成すべき資質・能力と、学習指導要領等の構造化の方向性について」の部分を掲載します。


教育の危機管理

非行を犯した少年は、どのように扱われるのか

梅澤秀監・東京都立雪谷高等学校(定時制)主幹教諭

川崎市で発生した中学1年生の殺人事件。容疑者として3人の少年が逮捕され、重大犯罪であったこともあり大きな社会問題となっています。選挙権が20歳以上から18歳以上に引き下げられる見通しで、少年法に関する議論は今後活発化することが予想されます。

今週の「教育の危機管理」では、東京都立雪谷高等学校(定時制)の梅澤秀監主幹教諭に、教師が知っておきたい少年法の基礎知識を解説してもらいます。


若手を伸ばせ! ミドルリーダー力アップ

学生気分の若者をシフトチェンジ

伊庭正康・株式会社らしさラボ代表取締役

社会において、上司や先輩が新人を説教する時の決まり文句である「学生気分が抜けていない」。未熟な若者を見ているとつい説教をしてしまったり、自分の昔話をすることで彼らを正しい方向へ導こうとしてしまいがちです。しかし、株式会社らしさラボの伊庭正康氏は、説教だけでは若者は理解してくれず、距離を作ってしまうことになる原因でもあると言います。

今週の「若手を伸ばせ! ミドルリーダー力アップ」では、伊庭氏に、相手の話を聞くことを基本とした、学生気分を社会人にシフトチェンジする指導法を解説してもらいます。


マイオピニオン 脳みそが柔らかいうちに

平野啓子(語り部・かたりすと)

今週のコラム「マイオピニオン」には、大阪芸術大学の教授であり、「語り部・かたりすと」として活躍されている平野啓子さんが登場します。

「脳みそが柔らかい今のうちに一生懸命覚えなさい」と学校の先生に言われたことを最近よく思い出すという平野さん。大人になってからも新しい物事を頭に取り入れるコツや、子どもの記憶力について語ってもらいます。

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