No.1356 下村博文文部科学大臣による特別寄稿を掲載!

週刊教育資料 2015年9月14日号

特別寄稿 新時代を見据えた国立大学改革について

下村博文・文部科学大臣

6月8日、下村博文文部科学大臣が「国立大学法人等の組織及び業務全般の見直しに関する通知」を発出しました。通知に対し、「文部科学省は、人文社会科学系の学問は重要でないと考えている」「すぐに役立つ実学のみを重視している」などといった批判的な意見も各方面から上がっています。文部科学省は、一体どういった考えで今回の通知を国立大学に発出したのでしょうか。

通知の意図を明らかにするべく、「新時代を見据えた国立大学改革について」をテーマとした、下村博文文部科学大臣による特別寄稿を掲載します。


管理職必携 安心・安全の新常識

内閣府が自殺予防週間で情報提供

いじめや就活の失敗などで、学生が自殺するといった事件が度々発生しています。また、夏休み明けは、子どもの自殺が急増するという内閣府の調査結果も。内閣府では特設サイトを開設し、自殺に関係する集中的な啓発事業や支援策を実施しています。

今週の「管理職必携 安心・安全の新常識」は、内閣府のサイトで紹介されている、自殺のサインを察知し適切な対応を行う「ゲートキーパー」の話題を中心にお届けします。


若手を伸ばせ! ミドルリーダー力アップ

会議は時短のキラーパス!「効率的な会議運営のコツ」

伊庭正康・株式会社らしさラボ代表取締役

「長い」「多い」と言われることのある学校の職員会議。「R25」の一般企業の若手サラリーマン調査によると、「無駄な会議や報告書の類が多すぎる」と回答する若者は約8割にも上ったそうです。
学校においても、会議や報告書が、多忙化している教師の頭を悩ます1つの問題となっているケースは少なくないのではないでしょうか。

今週の「若手を伸ばせ! ミドルリーダー力アップ」では、伊庭正康氏に、効率的な会議の運営、進め方について教えてもらいます。


教頭実務ガイダンス

小中一貫教育における教頭・副校長の役割

宇賀神貴・栃木県宇都宮市立田原中学校校長

今、注目を集める小中一貫教育への取り組み。中央教育審議会答申によると、「実施中」「実施を検討」「動向に注目」している市町村は全体の5割となっており、今後さらなる推進が予想されます。

今週の「教頭実務ガイダンス」では、全国公立学校教頭会顧問会幹事を務める宇賀神貴校長に、小中一貫教育の推進や導入に関して、教頭・副校長としてどのように関わっていけばよいか、そのポイントを解説してもらいます。


マイオピニオン

教師こそ「クリティカル・シンキング」力を養うべき

品川裕香・教育ジャーナリスト

インターネットの普及などで情報過多な状態となっている昨今。情報を鵜呑みにして、考えることを放棄していることはないでしょうか。自分で情報を吟味し、考えて自分なりの答えを出す、「クリティカル・シンキング」が今注目を集めています。

今週のコラム「マイオピニオン」で、次期学習指導要領の「これからの子どもたちに求められる資質・能力」にも挙げられている「クリティカル・シンキング」について、教育ジャーナリストの品川裕香氏に語ってもらいます。


資料

教育課程企画特別部会における論点整理(案)について(報告)上

中央教育審議会の教育課程企画特別部会は8月21日、「論点整理」(案)についての報告を取りまとめました。次期学習指導要領の改訂に向けて、その基本的な考え方を論点整理したもの。今週の巻末「資料」にて、論点整理案の概要を2回に分けて掲載します。

※ 論点整理案(本文)に別添された、小学校の英語教育の指導内容・指導時間についての全文を「特別資料」として本号に掲載します。

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