No.1389 教育の危機管理で「メンタルヘルス不調の教職員」を掲載!

週刊教育資料 2016年6月6日号

教育の危機管理 メンタルヘルス不調の教職員

廣瀨裕一・上越教育大学副学長

うつ病などの精神疾患で休職する先生の数が年々増加していると言われています。勤労者のメンタルヘルス対策は喫緊の課題となっており、労働安全衛生法の改正により、平成27年12月からはストレスチェック制度も導入されました。

休職まで至らないケースを考えると、心を病んでいる教員の潜在数はかなり多いと話す上越教育大学の廣瀨裕一副学長。今週の「教育の危機管理」で、教員のメンタルヘルスについて詳しく解説してもらいます。


特別企画 学習指導要領「総則」の改善でたたき台

中央教育審議会・教育課程部会の総則・評価特別部会が5月23日に開かれました。会では、昨年の「論点整理」を踏まえつつ、学習指導要領「総則」の改善イメージのたたき台をもとに審議。今後、学習指導要領の「総則」の構成案を踏まえて、細部を詰めていくことにしているようです。

今週の「特別企画」にて、主な構成イメージについて小学校を例に紹介します。


管理職選考合格への流儀 「危機管理」

大江近・元全日本中学校長会会長

今週の「管理職選考合格への流儀」は、「学校の危機管理」について大江近さんに解説してもらいます。

子どもの安全が約束された場でなくてはならない学校。危機を未然に防ぎ、また対策を取るにはどのような知識や考え方が必要となってくるのでしょうか。面接選考のコツも合わせて詳しく伺います。


特別資料

5月18日、中央教育審議会の「特別支援教育部会」が第8回会合を開催しました。会合では、障害のある児童生徒の教育課程等の円滑な接続に向けた改善・充実の方向性について検討素案をもとに審議。

今週の「特別資料」にて、同検討素案のうち、「2.幼稚園、小学校、中学校、及び高等学校における特別支援教育」と「3.特別支援学校」の一部を掲載します。


管理職必携 安心・安全の新常識

熱中症の予防対策 日常生活での注意事項は?

毎年、予防や対策の徹底が求められる熱中症。気温が急上昇する日に発症しやすく、既に5月下旬の時点で、都内の学校で熱中症による救急搬送の事案が起こりました。

今週の「管理職必携 安心・安全の新常識」で、環境省の「熱中症環境保健マニュアル」のポイントなどを活用し、事前の予防に役立てるためのポイントをまとめます。


教育問題法律相談 高校生の政治活動

三坂彰彦・弁護士

18歳選挙権の導入により、高校生の政治参加が積極的に認められるようになりました。高校生の校外での政治活動について届け出を義務付ける校則の是非が話題となっていますが、どのような問題があるのでしょうか?

今週の「教育問題法律相談」で、弁護士の三坂彰彦さんに詳しく解説してもらいます。


資料 G7倉敷教育大臣会合 倉敷宣言

5月13日~15日、岡山県倉敷市でG7倉敷教育大臣会合が開かれました。テーマは、「教育におけるイノベーション」で、伊勢志摩サミット(主要国首脳会合)に関連して開催されたもの。

今週の巻末「資料」で、G7倉敷教育大臣会合の成果文書である倉敷宣言の骨子と宣言文(日本語仮約)を掲載します。

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