No.1361 校長講話にて「校長が示す 不登校初期段階における指導法」を掲載!

週刊教育資料 2015年10月19日号

校長講話

校長が示す、不登校初期段階における指導法

野口晃男・元岩手県盛岡市立中野小学校校長

今週の「校長講話」は、元岩手県盛岡市立中野小学校の野口晃男校長に、不登校初期段階における対応例を教えてもらいます。以前に不登校改善に関する研修会に参加した際、「子どもを理解」、「子どもに寄り添う」というのみで、具体的な指導法を身につけていない先生がいると感じたという野口氏。

子どもの特徴や状況を8パターン用意した上で、それぞれに対する具体的な実践例について解説してもらいます。


特別企画 慣用句の意味が逆転現象も

-国語に関する世論調査から

文化庁が、毎年恒例の「国語に関する世論調査」の最新結果を公表。慣用句の項目で、「枯れ木も山のにぎわい」の意味を「人が集まればにぎやかになる」と理解している回答が多数を占めるなど、興味深い結果となりました。

今週の「特別企画」にて、「わたし的には」、「やばい」といった使うことがある言い方の頻度、社会・家庭での言葉遣いなど調査結果の特徴的なものについて掲載します。


実践!校長塾

学びたい、学ばせたい、働きたい学校づくり① ~環境が人をつくる~

熊野町立熊野東中学校 森政英樹校長

今週からの「実践!校長塾」は、広島県にある熊野東中学校の森政英樹校長が登場します。初めて校長となったのは9年前、連携型中高一貫教育を進める尾道市立御調中学校でした。

縁もゆかりもない土地で務める初めての校長職に、当時大きな不安を抱えていたという森政校長。そんな時、上司から言われた「校長を演じなさい」という言葉を糧として、これまで試行錯誤を繰り返しながら学校経営に取り組んできたと言います。

第1回目となる今回は、現在校長を務める熊野東中学校における学校経営について詳しく紹介してもらいます。


教育の危機管理

校長としてのリーダーシップの発揮

佐藤正志・白梅学園大学子ども学部教授

より良い授業づくり、いじめや不登校、特別支援教育の推進など、複雑化・困難化が進む学校の課題。これらの課題に対応するためには、学校全体が1つとなって、組織として対応していくことが欠かせません。学校全体が1つになり機能するには、組織の中心である校長がリーダーシップを発揮することが重要であるという白梅学園大学子ども学部の佐藤正志教授。

学校経営や課題に対応していくために必要なリーダーシップとは一体何なのか。今週の「教育の危機管理」で、佐藤教授が校長としてのリーダーシップを考察します。


教育問題法律相談

発達障害のある子どもへの特別支援教育のあり方

三坂彰彦・弁護士

自閉症、アスペルガー症候群などの発達障害を抱える子どもが増えています。子どもが発達障害の診断を受けたとして、保護者から特別な配慮を求められた場合、学校や教育委員会はどのように対応すべきなのでしょうか。

今週の「教育問題法律相談」で、弁護士の三坂彰彦氏に詳しく解説していただき、発達障害のある子どもへの特別支援教育の在り方を探ります。

関連記事

ページ上部へ戻る