No.1326 「新春巻頭インタビュー 青柳正規文化庁長官に聞く」を掲載!
新春巻頭インタビュー2015
多様な文化との触れ合いを子どもたちに
青柳正規・文化庁長官
新春巻頭インタビューとして、文化庁の青柳正規長官にお話を伺いました。
テーマは「グローバル化が進む社会の中で、日本が発信していくべきものは何か」。
昔から身近な山野草にも1つ1つ名前を付け、愛しんできた日本人。青柳長官は、これからの未来を生きる若者や子どもたちに、地域の多様な自然や文化に目を向けてほしいと言います。子どもたちと文化が出会うことの大切さや、教育に期待することなどについて詳しく語ってもらいます。
特別資料
教育再生実行会議・第1分科会 これまでの議論での主な意見
平成26年10月から、政府の教育再生実行会議は、3つの分科会で議論を進めています。「これからの時代に求められる能力を飛躍的に高めるための教育の革新」について議論を続けてきた第1分科会は、12月16日「これまでの議論での主な意見」をまとめた参考資料を配布。
今週の「特別資料」にて、配布された資料を掲載します。
教育の紛争 定数内教員を臨時的任用とすることの違法性
佐々木幸寿・東京学芸大学教授
毎年、正規任用の教員が確保されない学校には、臨時的任用の教員が配置されます。ところが、その任用基準は不明確で、県によっては定数内教員のうち非正規雇用者が相当の割合にのぼっているところも。
今週の「教育の紛争」で、定数内教員を臨時的任用とすることの違法性が問題となった事例について、東京学芸大学の佐々木幸寿教授に解説してもらいます。
通信・議会質疑 ネット依存
話題の質問ダイジェスト -地方議会での論争から-
インターネットやスマートフォンの普及により、その危険性が指南される子どもたちのネット依存。中高生を対象としたネットの利用状況調査や地域の実態に応じた取り組みが各地で実施されています。
今週の「通信・議会質疑」では、ネット依存やインターネットの使い方に関する質問に対する各地の教育長の回答をお届けします。
マイオピニオン 学校の「説明責任」
小松郁夫・常葉大学教職大学院教授
今週のコラム「マイオピニオン」には常葉大学教職大学院の小松郁夫教授が登場。
イギリスのバーミンガム大学に留学していた際に「言葉は魔物」であると感じたという小松教授。「登校」や「授業」、学校の「説明責任」という教育用語について、誰が主語で何を表現しているかを再考してもらいます。
資料 高等学校における遠隔教育の在り方について(報告)
今週の巻末「資料」では、平成26年12月8日に「高等学校における遠隔教育の在り方に関する検討会議」がまとめた「高等学校における遠隔教育の在り方について」と題する報告書を掲載。
全日制・定時制課程に、原則として同時双方向型、74単位のうち36単位を上限とするなど、一定の要件の下で遠隔教育を導入するとされ、報告を受けた文部科学省では所要の制度改正を行うこととしています。